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少年院への寄贈難易度が思ったより高い話。

少年院に収容されている少年に冷たいジュースとアイスを届けるプロジェクトですが、順調に受け入れてくださる少年院が目標の5施設に到達しました。

贈り物くらい簡単に受け入れてもらえるのでは?と思われるかもしれません。しかし、個別の面会に保護者などがジュースを差し入れるのと異なり、寄贈品を届けることは想像以上に難しいです。

そもそも誰/どこの組織かもわからないところからは受け取れません。それは日頃から職員が出院した少年を支援していたり、スタディツアーの実施で現場の先生方と関係を作ったりしてくれているおかげでスムーズです。

しかし、いくつかの観点でコーディネーションが必要です。今回のケースで言えば、ひとつは冷凍庫の空き状況です。夏場で先生方のお休みや業者の夏休みもあります。

そのため大目に食糧在庫を仕入れている少年院では、冷凍庫の在庫確保が簡単ではありません。加えて、ジュースはよいのですが、アイスとなると、決められた日時に配送できる余地がとても限られています(これは勉強になりました)。冷凍品の大規模な送付と、冷蔵庫の空き状況をフィットさせるのがとても難しいです。

また、寄贈品についても、さまざまなアレルギーの問題があります。チョコ、果物、その他、在院少年の数だけアレルギーの多様性があり、それではどの品物がよいかについては、毎日・毎週のように収容者が増えている現在、今日のOKが明日のNGになる可能性があります。

これは先生方に大きなご負担をかけています。

それ以外にも、冷蔵庫の確保と重なりますが、そもそもジュースとアイスをいつ、どのタイミングで少年に出すかについても、たくさんの調整を先生方がとってくださっています。

夏期日課と呼ばれる、みんなで(例えば)映画やDVDを観る機会のようなところは出しやすそうですが、それが必ずしも冷蔵庫の空きと同時でもなく、やはり先生方に負担をかけながら、調整させていただいています。

塀の外にも、出院後の更生支援を信じているひとたちがいる、そのつながりを届けようという気持ちは、少年院からとても感謝されています。一方、そのための調整コストで、私たちが直接解決できないことも多く、先生方と緊密に連携を取りながら進めています。

たくさんの応援をいただいているからこそ、しっかり最後のひとりの少年までジュースとアイスを届け、出院後の日常に、私たちは寄付者の存在があることを感じてもらえるよう、引き続き調整をしていきます。

現在、100→150名の差し入れ応援者まであと15名です。塀のこちらと向こう側という関係性ではありますが、ジュースとアイスを彼ら、彼女らとご一緒に。


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