第九回『言葉の魔法使い・須藤さんが語る“自家発電”の真実』

こんばんは、チイママよ。
昨夜の「バイトちゃんお休みの日の、少数精鋭・極秘猥談会(第八回)」、読んでくれたお姉さまたち、
本当にありがとうね。
まさか私の冷や汗ものの失敗談や、あの
『浮世絵風・辛口品評一覧表』が、あんなに熱くお姉さまたちの夜を揺らすとは思わなかったわ(笑)。
さて、そんな熱気冷めやらぬ今夜のkuroko。 カウンターの右端の定位置に、静かにハイボールのグラスを傾けている女性がいるの。
彼女の名前は須藤さん(52歳)。

元・出版社勤務の編集者で、今はフリーライター。
人の話をじっくり聞く天才。
人を絶対に裁かないけれど、決して甘やかさない。
そんな彼女が、カラリとハイボールの氷を鳴らしながら、昨夜の記事の感想を語り始めてくれたの。
🥃 「人間って、本当に面白いねぇ。」
「チイママ、昨日のnote、読んだわよ。」
須藤さんは、グラスを置くと、いつもの少し悪戯っぽい、でもすべてを見透かすような優しい目で私を見たの。
「最高だった。何が最高かってさ、チイママが
『購入履歴がバレるのが一番怖いから専門サイト直買い』って書いてたところでしょ。
全女性のリアルな防衛本能とリスク管理、
そして主婦としての歯痒さが詰まってて、
読んでて思わず膝を打っちゃった。」
「ちょっとぉ、須藤さん、笑わないでよ(笑)。
こっちは夜中にアイテムが止まらなくなって、目から血が出るくらい焦ったんだから!」
私が言うと、須藤さんはクスクスと肩を揺らした。
「そこがいいんじゃない。ネットに転がってる
『おすすめグッズ○選!』なんていう、どこかの誰かが書いた薄っぺらい案件記事とはワケが違うのよ。
ママが血と汗と爆笑の末に、自腹で勝ち取ったドキュメンタリー。あれはね、現代を生きるオトナ女子のための『聖書(バイブル)』よ。」
🧭 アドラー心理学と、チイママの「自家発電」
須藤さんはハイボールを一口含むと、少しトーンを落として続けた。
「あの記事で、アドラー心理学の『不完全である勇気』や『自己受容』の話が出てたじゃない?
私ね、まさにその通りだと思うの。」
「その通り、って?」
「多くの女性がさ、『完璧なセックス』とか
『一発で正解のアイテムを引かなきゃいけない』
って思い込んで、失敗すると
『あぁ、私の身体がダメなんだ』って傷ついたり
諦めたりしちゃうでしょ。
でもチイママは『最初から入らない物もあったし、
失敗続きでプチ後悔した』って堂々と笑い飛ばした。
あれ、どれだけ多くの女性が救われたか分からないわよ。」
須藤さんの言葉は、いつも綺麗事がない。
現実をちゃんと見ているからこそ、言葉に重みがあるの。
「『結婚してても幸せ、不幸せ。独身でも幸せ、不幸せ。』。
私がいつも言ってることだけどさ、結局ね、
自分の機嫌を誰かに取ってもらおうとしてるうちは、どっちの道を選んだって不幸せなのよ。
ママが最後に言った『自分に興味を持つって、どんな物語より面白い』っていう言葉。
あれこそがすべての答え。
他人に自分の人生の主導権を渡さず、自分で自分を歓ばせる覚悟を決めた時、女は一番強くて、一番色っぽくなるのよ。」
✨ 違う違う。あなたの責任じゃないだけ。
その時、カウンターの反対側で静かに話を聞いていた常連のお姉さまが、ポツリと涙をこぼしたの。
ご主人との長いレスに悩んでいて、自分の女性としての価値に自信をなくしてしまっていたお姉さま。
「私……どこで間違えちゃったんだろう。夫をその気にさせられない私が、全部悪いんですかね……。」
店内が、シン……と静まり返ったわ。
私が駆け寄って抱きしめようとした、その瞬間…
右端の須藤さんが、静かにグラスを置いたの。
そして、そのお姉さまの目を真っ直ぐに見つめて、
穏やかに、でも絶対的な確信を持ってこう言ったわ。
「違う違う。あなたは悪くないんじゃなくて、あなたの責任じゃないだけ。」
……店内が、再びシーンとなった。
「レスの原因なんて、ストレスやホルモンバランス、相性、お互いの環境、いろんな要素が複雑に絡み合ってる。それをさ、『私が悪い』って一つの箱に詰め込んで自分を責めるのは、お門違いよ。
それはね、あなたの責任じゃないの。」
お姉さまが、ハッと目を見開いて須藤さんを見つめた。
「自分を責めるエネルギーがあるなら、それを全部ママの言う『自家発電』に回しなさい。
脳内に鼓笛隊を出動させて、自分で自分を極上に歓ばせてあげるの。
そうやって自分を満たした女の背中はね、他人の評価なんて気にならなくなるくらい、とびきり綺麗なんだから。」
お姉さまの涙が、今度はポロポロと…
でもどこかすっきりとした笑顔と一緒に溢れ出したわ。
私が感情でぎゅっと抱きしめて、須藤さんが言葉でバシッと背中を押す。
今夜のkurokoも、最高の夜だわ。
💜 次回予告:第十回『もっと振り切るために〜心理ブロックの外し方』
「人間って、本当に面白いねぇ。」
須藤さんは満足そうにハイボールを飲み干すと、ふふっと微笑んだ。
「ところでママ。次回の第十回は、心のしがらみを外す回なんだって?」
「あら、須藤さん、耳が早いわね(笑)。そうなのよ、次回の第十回ね。もうそろそろ最終回も近いしね💜」
「それは楽しみ。私、人の恋愛話が一番大好物だから。次回も特等席でじっくり聞かせてもらうわね。」
さあ、お姉さまたち。 次回はついに大人のロマンスの扉が開くわよ。 心の準備はいいかしら?
次回の有料席でのご来店も、心待ちにしております。
チイママより💜
いいなと思ったら応援しよう!
お越しいただきありがとうございます。
人生いろいろ。自家発電もいろいろ。
この文章に共感していただけたら幸いです。そして…お気持ちをそっと置いていってくださると…幸いです。
そのお気持ちは、次の記事を書く勇気に変換させていただきます。 拝謝