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マンモスの話

氷河期の話を書きましたが、氷河期というとマンモスのことを思い出します。氷河期にいたくらいのイメージでしたが、氷で覆われていた地域の雪を踏み固めて、寒さを維持するのに役立っていたそうです。マンモスがいなくなると生態系に変化が出て、雪が解けやすくなったそうです。

北極圏の永久凍土には大量の温室効果ガスが封じ込められているようなので、解かさないようにするようです。森林よりも雪原の方か太陽の光を反射するので、温暖化も抑えられるようです。地球温暖化を抑えるかもしれないのがマンモスというのが面白いですね。

なので、マンモスを復活させて、凍土を復活させようとする考えがあるようです。本当にそんなことができるのかは分かりませんが、スケールの大きなことを考える人がいるんだなと思いました。ただ、マンモスの遺伝子をそのまま復元して、復活させても、今の環境には適応できないようなので、遺伝子編集などをしているそう。

 ケナガマンモスは、生態系の他の生物種がさまざまな形で頼っていた「キーストーン種」(中枢種)だった。彼らは群れであちこちを踏み荒らし、木をなぎ倒し、エサになる枯れた草を探し求めて雪を踏み固め、永久凍土を安定した状態に維持するためにも一役買っていた。マンモスをはじめとする雪を踏み固めて枯れた草を食べる大型の草食動物がいなくなると、生態系に変化が訪れた。以前よりも雪が解けやすくなり、太陽の光が永久凍土にまで届くようになった。永久凍土が勢いよく解け始めると、温室効果ガスが大気中に放出され、悪循環が生まれる。温度が上昇するにつれて凍土が解け、ますますガスが放出され、さらに温度が上昇する。ケナガマンモスをよみがえらせ、カナダやロシアの地に戻せば、生態系を再生できるかもしれない。

Webb Amy, Hessel Andrew『ジェネシス・マシン : 合成生物学が開く人類第2の創世記』日経BPマーケティング (発売)、2022

マンモスは一頭で約4-6トンもあるそうで、巨大のトラックで地面を押し固めるような感じなのでしょうね。トラックにやらせるよりは勝手にやってくれるからいいのかもしれません。生き物というところが面白いところですが、倫理的な問題もありそうです。それでも、遺伝子改良している食べ物を食べているしなと考えると複雑。

仮にマンモスが生まれたとしてもそんな都合よくいくとも限らないと思いますし、地球に対する効果を測定するのがとても難しそうだなと思います。そういうのはAIが管理してくれるようになるのでしょうか。

北極の凍土だけでなくて、砂漠にもちゃんと存在する意味があるという話も聞いたことがあります。熱を反射したり、砂漠の砂が熱帯雨林や海にミネラルを運んでいるとか。色々とよくできているなと感じます。自然を壊しすぎないように気をつけたいところです。

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