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人には、それぞれの色がある


人には、それぞれ固有の「色」があると思っている。

それは、髪や服の色のように目に見えるものではない。

もっと内側にある、その人だけが持っている「らしさ」の色だ。

誰かの色と、誰かの色は決して同じにはならない。

似ることはあっても、まったく同じ色になることはない。

大切なのは、その色が「その人に似合っているかどうか」。

良い色、悪い色というものではない。

その人自身とのバランス。

その場所とのバランス。

そして、周りから見たときに、自然に馴染んでいるかどうか。

僕は、それが大切なのだと思う。

色は、直感から生まれる

では、その「自分の色」は、どこから生まれるのだろう。

僕は、直感だと思っている。

頭で考えて決めたものではなく、

「なんとなく、こっちがいい」

「なぜか、これに惹かれる」

そんな、一瞬のインスピレーション。

何かに惹かれた瞬間。

何かを選びたくなった瞬間。

そこには、自分でも気づいていない「自分の色」が現れているのかもしれない。

そして、その色はずっと同じ場所に留まっているわけではない。

人が変化するように、色も少しずつ変化していく。

だからこそ、自分の色を無理に固定するのではなく、

その色が自然に保たれる状態をつくることが大切なのだと思う。

色を安定させるのは、心

自分の色を安定させているもの。

それは「心」なのだと思う。

心が揺れれば、色も揺れる。

心が静かになれば、色も静かに落ち着いていく。

だから、自分の色を決めているのは自分自身。

そして、その色に光を与えているのは、太陽なのかもしれない。

理想を、現実に。

心に、正直に。

自分が感じたものを、自分の人生の中に少しずつ重ねていく。

それが、自分の色をつくっていくということなのだと思う。

人生は、ひとつのアートなのかもしれない。

自分の色を決めて生きる。

それは、自分の人生を、自分の手で描いていくことなのだ。

自分の色に合った場所へ

人は、自分の色に合った場所へ、自然と引き寄せられていく。

自分の色と、その場所の色が合っていないと、どこか違和感が生まれる。

理由は説明できない。

でも、なんとなく居心地が悪い。

なんとなく落ち着かない。

そんな感覚を覚えることがある。

反対に、自分の色に合った場所に立つと、不思議なくらい自然に馴染む。

無理をしなくてもいい。

頑張って自分を演じなくてもいい。

ただ、そこにいるだけで落ち着く。

それは偶然ではなく、

自分の色が、その場所を選び取った結果なのかもしれない。

引き寄せるには、待つこと

もし、本当に何かを引き寄せたいのなら、

「待つ」ということを覚える必要があるのかもしれない。

自分の色に合う場所に行く。

そして、静かに待つ。

焦って動き回るのではなく、

「ここにいる」と決めて、その場所に身を置く。

待てるかどうか。

そこが、ひとつのポイントなのだと思う。

現代は、待つことが難しい時代になった。

検索すれば、すぐに答えが出る。

連絡すれば、すぐに返事が来る。

欲しいものがあれば、すぐに手に入る。

便利になった一方で、

「待つ」という時間が、少しずつ日常から消えているようにも感じる。

でも、本当に自分に合うものには、

それぞれのタイミングがある。

早すぎても、遅すぎても、うまく噛み合わない。

ちょうどいい場所。

ちょうどいい時間。

そして、ちょうどいい心の状態。

そこに静かにいることができたとき、

本当に自分に合うものが、自然とやってくるのかもしれない。

焦って選んだ色は、長続きしない

反対に、焦って選んだ色は、なぜか長続きしない。

「これが流行っているから」

「みんなが良いと言っているから」

「自分もこうしたほうがいいから」

そんな理由で選んだものは、

最初は自分に似合っているように見えても、

時間が経つと、少しずつ違和感が生まれてくる。

それは、自分の色ではなく、

誰かの色を借りていただけなのかもしれない。

本当の自分の色は、

静かな時間の中でしか見えてこない。

忙しさの中では、直感の声は聞こえにくい。

だからこそ、ときには立ち止まる。

何もしない時間をつくる。

自分が何に惹かれているのかを、静かに感じてみる。

それが、自分の色を知る近道なのだと思う。

自分の色を知る

自分の色が何色なのか。

それは、他人と比べても分からない。

誰かより明るい色でもいい。

誰かより暗い色でもいい。

派手でもいい。

静かでもいい。

大切なのは、

「それが自分に似合っているか」ということ。

直感を信じる。

心を静かにする。

自分がどこにいると心地よいのかを観察する。

何に惹かれ、

何に違和感を覚えるのか。

その一つひとつを丁寧に見ていくと、

少しずつ、自分の色の輪郭が見えてくる。

そして、その色に合った場所へ行く。

そこで焦らず、静かに待つ。

きっと、自分の色と自然に重なり合うものがある。

人には、それぞれの色がある。

そして、その色は誰にも奪うことができない。

だから、

誰かの色になろうとしなくていい。

自分の色を、自分で選べばいい。

色を決めて、生きていく。

そこに、

自分がいる。

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