余白
このシリーズは、
自分の中にある感覚を確かめるように書き始めました。
孤独のこと。
安心のこと。
誰かを特別だと思ってしまう気持ちのこと。
書きながら、
何かがはっきり分かったわけではありません。
今でも説明できない感情はあります。
名前をつけられない関係もあります。
きっとこれから先も、
考え続けるんだと思います。
ただ。
書き終えた今、
ひとつだけ確かに思うことがあります。
人生の中には、
出会えてよかったと思える人がいる。
それだけで、
少し救われることがある。
完全に理解し合えなくても。
同じ場所にい続けられなくても。
一緒に過ごした時間や、
安心していられた記憶は、
静かに残り続ける。
この文章たちは、
そんな感覚を辿ってきた記録なのかもしれません。
もしどこかで、
同じように孤独を抱えながら生きている人がいたなら。
もしどこかで、
誰かを大切に思いながら、
言葉にできない気持ちを抱えている人がいたなら。
この場所が、
ほんの少しだけ肩の力を抜ける場所になっていたら嬉しいです。
ここまで読んでくださり、
ありがとうございました。
※この文章は『孤独と安心のあいだで』の一篇です。他の記事はマガジンにまとめています。
