蝉時雨
蝉時雨 作 tukiyo
蝉時雨、、、空から降ってくる
シャーシャーと
銀色の熱い雨粒になり
私の身に降り注ぐ
その耳を貫きそうな音が
あなたの声を聞こえなくする
聞こえない、あなたの声音が、なんて言ったのか知りたくて、その唇の動きを読んだ
その音を届けなかった
唇が、、、
『 ねぇ、、、今夜、会える?』と、、、
そう動いたように感じたのは、、、
あなたのことを夢にまで見るほど好きな、、、
わたしの願いだろうか
蝉時雨、、、空から降ってきて、、、
蝉時雨、、、心に水たまりをつくった
水たまりに濡れながら
待っていようと思う
今夜は夢じゃない場所を尋ねてくるかも知れない、、、あの人を、、、
