人生はほどほどがちょうどいい 第21回「振り返り」のほどほど
🍃 人はときどき、過去を振り返ります。
「あの時、別の選択をしていたら……」
「あの言葉を言わなければ……」
「あの頃は良かったな……」
そんなことを考えた経験は、誰にでもあるのではないでしょうか。
過去を振り返ることは、決して悪いことではありません。
失敗から学び、
人の優しさに気づき、
自分を見つめ直す。
振り返りは、人生の方向を調整するための大切な時間です。
車にもバックミラーがあります。後ろを確認することは必要です。しかし、前に進むための車なのに、バックミラーばかり見て運転していたら危険です。
人生も同じかもしれません。
過去を振り返ることは必要ですが、そこに心を置いたままになってしまうと、前へ進めなくなってしまいます。
今日は、そんな「振り返り」の“ほどほど”について考えてみたいと思います。🌿
🍂 「覆水盆に返らず」ということわざ
日本には、
「覆水盆に返らず」
ということわざがあります。
こぼれてしまった水は、もう元の盆には戻せません。
つまり、「一度起きてしまったことは元には戻らない」
という意味です。
だから人は後悔します。
「ああすればよかった」
「違う道もあったかもしれない」
そう思うのは、真剣に生きてきた証でもあります。
しかし、このことわざは単に「後悔しなさい」と教えているのではないように思います。
戻らないことを抱え続けるよりも、
そこから何を学び、これからどう歩むか。
その方がずっと大切なのかもしれません。🍃
🌿 過去に「住み続けて」しまうと
介護の仕事をしていると、
「昔は元気だったのに」
「若い頃は何でもできた」
「こんなはずじゃなかった」
そんな言葉を耳にすることがあります。
病気になったり、痛みを抱えたり、思うように体が動かなくなったりすると、どうしても過去と今を比べてしまうものです。
それは自然なことです。
しかし、過去ばかり見続けていると、今ある小さな幸せや、今日という一日の穏やかさが見えなくなってしまうことがあります。
過去を振り返ることと、過去に閉じ込められてしまうことは違います。
ケアマネジャーの仕事は、そうした方々と一緒に、
「今できることは何だろう」
「これからの楽しみは何だろう」
と考えることでもあります。
大きな目標でなくてもいいのです。
食事やおやつを楽しみにすること。
好きな歌を聴いたり、歌ったりすること。
家族に会うこと。
そんな小さな楽しみが、人を前に向かせてくれることがあります。
「後ろのものを忘れ,前のものに向かって身を伸ばし」
こんな言葉が聖書にもありました。
もちろん、本当に忘れられない出来事もあります。
失敗や後悔、悲しい別れは、簡単には消えません。
それでも大切なのは、過去に縛られ続けることではなく、前へ進もうとする姿勢ではないでしょうか。
後ろばかり見ていては、前の景色を見ることができません。
人生のハンドルは、前を向いて握るものです。🌸
🐱 ネコは切り替え上手
猫を見ていると、実に切り替えが上手です。🐾
ジャンプに失敗しても、転んでも、少しすると何事もなかったような顔をしています。
「さっきの失敗? そんなことありましたっけ?」
と言わんばかりです。
人間はそこまで単純ではありませんが、
「少し振り返ったら、また前を見る」
そんな柔らかさは持っていたいものです。
🌸 「振り返り」のほどほど
過去は、
自分を責め続けるためではなく、
学びを受け取るためにあります。
少し立ち止まり、
少し振り返り、
必要なことを受け取ったら、また歩き出す。
それくらいが、ちょうどいい。
人生は長い旅です。
ずっと後ろを向いて歩くより、ときどき振り返りながら、また前を向いて進んでいきたいものですね。🌿
🍀 今日のひとこと
「過去は変えられない。
でも、これからの歩き方は変えられる。」
💬 みなさんは、過去を引きずってしまった経験はありますか?
また、そこから前を向くきっかけになった出来事はあったでしょうか。
皆さんの経験や思いを、ぜひコメントで教えてくださいね。🍃
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🌿 がんばってネコからのお願い
読んでくださり、ありがとうございます🍀
記事を通して、心が少し軽くなったり、前を向くきっかけになっていたら嬉しいです。
もし「応援したい」と感じていただけましたら、チップでお気持ちを届けていただけると励みになります🐱🌱