雨の金沢を歩いて|はじめての金沢旅②
この日は、朝は小降りだった雨が、だんだん本降りになってきました。せっかくの旅行なので少し残念に思っていたのですが、歩いてみると雨の金沢の街は、とても落ち着いた雰囲気でした。
近江町市場や尾山神社、武家屋敷跡、
にし茶屋街、そして楽しみにしていた忍者寺へ。
雨の日だからこそ出会えた景色もありました。
7月2日
「近江町市場」へ
朝、雨がポツポツと降る中『近江町市場』へ行きました。
300年以上の歴史をもつ市場とのこと。アーケード内のお店は、新鮮な海鮮や野菜、くだものが並んでいます。
活気のある掛け声があちこちから聞こえてきます。観光客だけではなく、地元の方がお買い物をしている様子も見られました。
八百屋さんでは、太い加賀太きゅうりを見て、「これ、どうやって食べるんだろう?」と思ったり、鮮魚店で初めて見るお魚に驚きながら、歩いているだけでも楽しくなりました。
そんな中、いい香りに誘われ『近江町コロッケ』で揚げたての能登コロッケをいただきました。牛肉の味がしっかりして、ポテトはふわふわ、衣はカリカリのおいしさでした。

何本かあって、飲食店や野菜や鮮魚などのお店がたくさん並んでいます

尾山神社へ
雨が本降りになり、傘を差しながら「尾山神社」へ歩きました。
「尾山神社」の神門は、洋風と和風が混ざった珍しいデザインで、3層目はステンドグラスのようにきれいです。
夏越の大祓(なごしのおおはらい)をし、本殿で「残り半年も元気に過ごせますように」と手を合わせました。
珍しい神門と夏越の大祓は、静かな雨の中、とても印象的でした。

立っています

「尾山神社」は加賀藩祖・前田利家と
正室 お松の方が祀られているそうです
武家屋敷跡
途中、武家屋敷跡にも立ち寄りました。
屋敷の中を歩いていると、時間がゆっくり流れているようです。
甲冑や刀、畳の間を見ながら、当時の暮らしに思いを巡らせました。




加賀藩の足軽は、他の藩のように長屋住まいではなく「庭付き一戸建て」でした

にし茶屋街の『甘納豆 かわむら』へ
「にし茶屋街」は歩く人も少なく、雨に濡れた石畳と、どこからか聞こえる三味線の音色が茶屋街らしく、とてもいい雰囲気でした。
にし茶屋街にある『甘納豆 かわむら』で一休みすることにしました。
風情感じるお店の2階のカフェで、羊羹と甘納豆が付いた豆茶のセットをいただきました。
豆茶は初めていただきます。
お店の方が「10分くらいすると、お豆も食べられますよ」と教えてくださいました。
急須の中の柔らかくなったお豆は、
枝豆のよう。塩をちょっとつけていただきました。
羊羹も甘納豆も程よい甘さで気に入ってしまい、珍しい蓮の実や丹波黒豆の甘納豆をおみやげに買いました。


なっています

塩をつけていただきました
妙立寺へ
今回、とても楽しみにしていた忍者寺とも呼ばれる「妙立寺」へ。
事前予約が必要なことを知らずに行ってしまったのですが、ちょうど空きがあり、運よく見学することができました。
中は撮影禁止なので写真はありませんが、ガイドの方の案内で見学しました。
妙立寺は、建物全体が迷路のように複雑な造りになっていることから「忍者寺」とも呼ばれています。(忍者のお寺ではありませんが)
賽銭箱が実は落とし穴だったり、隠し階段やからくり扉など、驚くことばかりでした。
ガイドの方が、「はぐれたら出られませんからしっかりついてきてくださいね」とおっしゃっていて、たしかに!と思ってしまいました。
切腹の間(と言われている薄暗い部屋)もあって、ちょっと怖くもあったのですが、歴史の重みを感じながら、からくりに驚いているうちに、あっという間に時間が過ぎてしまいました。


もし行かれる方は事前予約がおすすめです
『三幸(みゆき)本店』で金沢おでんを
金沢おでんを食べたかったので『三幸 本店』でいただくことにしました。
珍しいあかまき、とうもろこしなど、どれも出汁がしみておいしく、もっと食べたかったのですが、お腹がいっぱいになってしまい、残念でした。
とうもろこしって、おでんに合うのかなとちょっと思ってしまったのですが、食べてみると、とうもろこしの甘さと出汁がいい感じに合っていて、お気に入りのおでんの具になりました。


いただきました

しみていて、とてもおいしかったです
雨の金沢を歩きながら、おいしいものを食べ、歴史ある街並みに触れた一日でした。
雨だからこそ出会えた静かな景色も、忘れられない思い出になりました。
次の日は、楽しみにしていたひがし茶屋街や兼六園、21世紀美術館へ向かいます。
