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人生には休みが必要だ

4日間の旅行に行っていた。

ベトナム中部の海で波に浮かんだり、夜みんなでビールを飲んだり、観光バスからのんびり車窓の景色を眺めたりしていて改めて思ったのは

人生には休みが必要だ

ということ。

私は結構休みの多い人生を送っていると思う。

2年働いては1、2ヶ月休み、というようなことを20代は繰り返していて、34歳で結婚してから41歳までの7年間は仕事をしていなかったし、シンママになってからも、中国にいるときは1年のうち4ヶ月休みだった。

仕事をしていない時期に、たっぷり充電してきた。

自分を振り返り、魂の声に耳をすませ、目標、夢を洗い出す。
不要なものや人間関係を整理し、過去の自分と周囲を分析する。

その作業を通して、他人の本心も自分の本心も見え、
自分に起きたことの意味と、人生の本質が少しづつ分かってきた。

子どもが2歳という、一番育児が大変だとも言われる時に
ひとり親になって、心折れることも体を壊すこともなく
親と喧嘩もして、海外移住を2回やるという荒技をこなせたのも

7年のご褒美タイムでたっぷり愛と自愛を充電できていたからじゃないかなと思っている。

人間はきっと、走り続けることも、歩き続けることもできない。

私は若い頃から、40年働き続けて定年退職後に初めて自分の好きなことをやるとか、夫婦で旅行をしたいなどと言っている親世代の人たちを見ていて

なんで一番やりたいことをそんなに後回しにできるんだろう。
どうして自分には必ず老後があると信じられるんだろう。
どうして65歳の自分がまだ元気で旅行に行けると思えるんだろう。
30年後、世界が同じままだと、思える根拠はどこにあるの。

そう、思っていた。

自分の寿命なんて、多くの人は知らないだろう。
30年前の世界は今と全く違うのに、30年後は同じだなんて思うほうがおかしい。

コロナパンデミックをそれを証明した。

ある日突然、海外に行けなくなる日が来た。

父なんて、18歳で就職してから40年間週末と国の連休以外は休みなく働いていた。70代になった今も、フルタイムではないにせよ、働いている。

だけど父は、定年したら行きたいと言っていた北海道旅行にいまだに行っていない。想像していたよりお金に余裕がないとか、歳を取ったらもうそれほど気力がないとか、なんとなく旅行自体が面倒になったとか、そんな理由だ。

ずっと仕事をしていた父は、子どもの心に目を向けることがなかった。
余裕がなかったし、それは自分の役目じゃないと考えていたと思う。

それは結果的に、母の負担を増加させて、その母の余裕のなさが、子どもに傷をつけることになった。

今は男性の育休が推奨されていて、父親も子どもに目を向ける人が増えてきた。とてもいいことだと思う。

休みをとって、家族と旅行したほうがいい。
妻を休ませて、マッサージにでも行かせてあげたら、友達とアフタヌーンティーでもする時間をあげたら、お母さんは子どもに優しくなって、家庭は円満に回る。

飛行機に乗る旅行じゃなくても、週末近くの高級ホテルに泊まって
プールサイドでボーッとする時間を持つのでもいい。

いつもと違う場所で、違うことをして
気分転換する。

何もしないで、ただリラックスする。

状況が許すなら、1年2年休んでもいい。

それは絶対に意味のある時間になる。

私はそう思っている。



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