人のために生きる人には信じられない事が起こるけど納得する(恩人の話)
私たちが生活でどん底だった頃
大家さん夫婦がとても良くしてくださった。
そのころは私たちの勤めも不安定で
でも家を貸してくださった。
子供が鍵っ子だったのを
実の孫のように
可愛がってくださり
家に招いて
一緒に茶の間で
テレビを観てくださった
私たちが引っ越しをして
2年は慌ただしく過ぎた。
ある日、パソコンの前に
座って仕事をしていたら
突然
大家さんに恩返ししたいという
気持ちになった
ハガキでやり取りは
あったけど
改めて
私は突然検索して
大家さんの事を書いたエッセイを
出した。
でも私は
応募要項を
間違えていた
しかしなぜか入選して
それが入選作品の
一つとして
出版され
テレビ局の人が
無数の本から
その本を見つけ
ドキュメンタリーに
なった
大家さんは
長い間
保護司を
なさっていたということを
私は
取材班のスタッフの方から聞いた
スタッフの方は
私を中心に番組を
作ると言ったが
固辞した
大家さんの事を
取り上げてくださるのならと
オーケーした
大家さんが取材を
受けてくださり
大家さんが
番組で取り上げられた
大家さんからは
後でハガキで
「ありがとう。そんなに思ってくれてたんやね」
と言われた。
でも私は忙しくて
恩人の事を
2年間忘れていたのだ。
それが稲妻に撃たれたように
エッセイに応募したこともないのに
すぐ書けたのも
不思議だし
要項を間違えたのに
入選したのは今でも
不思議だ
そして無数の本の中から
大家さんが
救い出された事も
大賞でもなく
佳作でもない
入選作をなぜ
大家さんの周囲の人たちは
大家さんの
隠れた善行を
その番組で
始めて知ったらしい
私たちも同様だった
県庁でも取り上げられたそうだ
大家さん夫婦は
息子さんを中学生の時
亡くされていた
なぜそこまで
人に親切にできるのか
私は神様がいるとしたら
こういうふうに
人に光を当てるのだなと思った
なので自分がやったことでは
無いと今でも思っています
信じられない事が
起こったが
納得もするのです
ご主人は
今は天国に
いらっしゃる
奥様はまだ
生きてくださっている
全ての栄誉は
全てあの方達のもの
世の中には
人知れず
人のため
頑張っている方が大勢
いらっしゃる
頭が下がるばかりです
そして
ありがとうございました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
いいなと思ったら応援しよう!
よろしければ応援お願いします! いただいたチップはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!