自衛隊20年の私が、一般企業に転職して驚いたこと
今日は、一般企業で働いて驚いたことについて話します。
私は陸上自衛隊で約20年間勤務していたため、そこで身についた仕事のやり方や考え方が、今でもかなり根強く残っています。
まず驚いたのが、「挨拶」です。
陸上自衛隊では、基本的に隊内にいる隊員同士の挨拶なので、敬礼をしながら「おはようございます」や「お疲れ様です」といった言葉を使うことがほとんどでした。
ところが一般企業では、
「おはようございます」
「お疲れ様です」
「行ってらっしゃい」
「お帰りなさい」
さらに、お客様には「いらっしゃいませ」、取引先などには「お世話になっております」。
同じ「挨拶」でも、こんなに種類があるのかと驚きました。
ただ、これも7か月も働いていると、すっかり慣れてきました。
次に驚いたのが「メール」です。
これも挨拶と同じで、
「いつもお世話になっております」
「~いたします」
「恐れ入りますが」
など、自衛隊ではあまり使わなかった言葉の嵐でした。
最初は「こんなに丁寧に書くのか」と戸惑いましたが、これも今では普通に使えるようになりました。
そして、社内の「システム化」にも驚きました。
決裁、人事、経理、発注など、ほとんどすべての業務がシステム化されています。
さらにGoogleのサービスを駆使し、Geminiも活用している。
入社したばかりの頃は、「何がどこにあるのか」「どうやって処理するのか」と手探りの状態でした。
今では、メールだけでなく、スライドの作成など、さまざまな場面でGeminiを活用しています。
次に驚いたのが、「個人情報の取り扱い」です。
陸上自衛隊では、組織の特性上、隊員や家族の状況を把握し、必要に応じて上司などと共有することがありました。
一方、一般企業では、個人情報を必要以上に共有しないという考え方がかなり徹底されています。
この違いにも、最初は驚きました。
そして、仕事の「分業」の違いも大きく感じました。
陸上自衛隊は人数が多く、仕事を細かく分担していることが多かったので、一般企業に来てみると、一人で何種類もの仕事を担当していることに驚きました。
初めは、仕事そのものよりも「手順を覚えること」で一苦労です。
特に、中途入社の研修が行われていた最初の2週間は、かなりきつかったです。
研修を受けながら、通常の仕事も覚えなければならない。
しかも、仕事を止めるわけにはいかない。
「これを同時にやるのか」と思いながら、何とか乗り切りました。
もう一つ驚いたのが、「職場の静かさ」です。
これは弊社の特徴なのかもしれませんが、職場がとても静かです。
一方、自衛隊の事務所は、良くも悪くもワイワイガヤガヤしていました。
人の出入りも多く、電話が鳴り、会話も飛び交う。
同じ「事務仕事」でも、職場の雰囲気や仕事の進め方はかなり違うんだなと感じています。
そんな私も、入社して7か月。
最初は分からないことだらけでしたが、ようやく少しずつ慣れてきました。
もちろん、まだまだ分からないこともあります。
それでも、振り返ってみると、
「最初は無理だと思っていたことも、やっていれば何とかなる」
ということを実感しています。
約20年間、自衛隊という一つの組織で働いてきたからこそ、一般企業に出て初めて気づいたことがたくさんありました。
これからも「自衛隊では当たり前だったこと」と「一般企業では当たり前のこと」の違いを楽しみながら、新しい仕事を覚えていきたいと思います。
