【実録】「3月5日会社設立!」 自分の足で掴み取った。—オンライン申請の罠と、法人設立で学んだ自走の鉄則—

■ はじめに

「今しかない、この瞬間を生き、人と社会に活力と革命を。」

前回、私はこの理念を掲げ、会社を立ち上げた決意を綴りました。 志は本物ですが、その「最初の一歩」は、想像していたよりもずっと泥臭く、教訓に満ちたものでした。

予定していた設立日は、2026年3月5日。 「天赦日」と「一粒万倍日」が重なる、これ以上ない門出の日です。

しかし、その数日前。私たち「株式会社ムラセカクメイ」の創業メンバーである私と後輩(副社長)の2人は、大きな決断を迫られていました。

■ 2月26日、順調なはずの滑り出し

準備は順調でした。 「フリー会社設立」を使い、提携の行政書士さんを通じてオンラインで手続きを進めていた私たちは、2月26日には公証役場から「定款の内容に問題なし」との連絡を受けていました。

「よし、これで3月5日に会社が産声を上げる。」 そう確信していた私たちに、公証役場の担当者から、ある「問い」が投げかけられます。

「オンライン申請はシステム上のエラーが起きることも多いですが、本当にこのまま進めますか?」

■ 露呈した「システムのリスク」と、2人の決断

受理されないわけではない。けれど、もしエラーが起きれば、その対応で「3月5日」を逃してしまうかもしれない。 行政書士さんやフリーの担当者とも確認を繰り返しましたが、万が一のリスクを完全にゼロにすることはできませんでした。

「誰かの連絡を待っていたら、今日という日は終わってしまう。」

本業の忙しさの中で、もっと前もって準備できていれば確認の日程も取れたはずだという後悔もありました。しかし、嘆いていても時間は過ぎるだけです。

私と副社長は、即座に決断しました。 「オンライン完結のスマートさを捨て、結局自分たちで、直接手続きを済ませる」ことを。

■ 3月3日の公証役場、そして3月5日の法務局へ

3月3日、私たちは公証役場へ直接提出のアポイントを取りました。 オンライン申請であればかからなかったはずの費用も発生しましたが、私たちにとって「3月5日」という一瞬の価値は、何物にも代えがたいものでした。

そして迎えた3月5日、設立当日。私と後輩は法務局へと向かいました。

スマートな起業を夢見ていた男たちが、結局自分たちで各所と調整し、冷や汗を流しながら書類を抱えて走り回る。3月5日の光の中で、無事に申請が受理された瞬間の安堵感は、今でも鮮明に覚えています。

■ 「3月5日」に刻んだ、自走の証

結果として、私たちは自分たちの手で「2026年3月5日会社設立」を勝ち取りました。

「もっと早く動いていれば」という反省を、「今日という日を自分たちの足で掴み取った」という確信が上書きした瞬間でした。

■ 法人設立前に学んだ、最大の「教訓」

今回の騒動で学んだのは、事務手続きの知識ではありません。

「信頼」はしてもいいけれど、「丸投げ」はしてはいけない。

便利なツールも、素晴らしい専門家も、最後は社長である「自分」が手綱を握っていなければ、大切な瞬間に舵を切ることはできません。コストを払ってでもリスクを回避し、自ら動いて確実な道を選ぶ。

法人設立という最初の一歩で、私たちは「自走する革命家」としての洗礼を受けた気がします。

これから法人を立ち上げようという方がいらっしゃれば、自分たちの教訓をもとにお手伝いできることもあるかと思います。

ムラセカクメイ ホームページ↓

https://murase-kakumei.com

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