尻尾の揺れが心を撫でる
静かな部屋の片すみに
君の影がそっと揺れている
言葉がほどけてしまう日
胸の奥に沈む痛みを
君は
尻尾のやわらかな揺れで
撫でていく
笑おうとして笑えない時
その揺れは小さな風になり
心の皺をそっと伸ばしてくれる
夜が深くなるころ
君の息は静かな灯りになり
迷う足元をあたたかく照らす
涙が落ちる音さえ
君は耳を澄ませて受け止め
泣いていいよと
姿のない声が胸に触れる
思い出は君の寝息みたいに
やわらかく心の底で眠り続け
触れたい日が来たら
その尻尾の揺れを
思い出せばいい
今日少しだけ前へ進めたなら
それは君がそばにいる証で
その気配はまだ
心のどこかで
静かに揺れている
急がなくていい
ゆっくりでいい
君が残した優しさは
今も尻尾のように
そっと心を撫でている
本詩は 大切なNoterさんの想いに触れた時
胸にそっと生まれたコトバを 紡いだものです
(コメントはご遠慮頂きたく、宜しくお願い致します)
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