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madame_tone
あの頃の私と今の私
あの頃の私は
正しさを抱きしめすぎて
自分の声を
遠くへ追いやっていた
急ぐことが当たり前で
心の温度に
気づく余裕もなかった
触れたかった景色を見過ごし
笑いたかった気持ちを閉じて
迷いながら歩いた日々を
長いあいだ間違いだと思っていた
けれど今
そばで笑う人たちのぬくもりの中で
あの頃の私がそっと顔を上げる
あの道を通ったからこそ
今の私が
ここに立っていると
静かに教えてくれる
傷ついた日も
立ち止まった朝も
すべてが
今へ続くひとつの流れで
その流れは影ではなく
経験という名の灯りだったのだと
ようやく気づける瞬間がある
今の私の笑い声のそばで
あの頃の私がやわらかく
寄り添っている氣がして
なんだかんだ
恵まれてきたのだと
心の奥で
そっと感謝がひらいていく
本詩は 大切なNoterさんの想いに触れた時
胸にそっと生まれたコトバを 紡いだものです
(コメントはご遠慮頂きたく、宜しくお願い致します)
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