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【収穫編】滋賀「信楽作家市」ー洞 亜希さんー

インスタの最新作が欲しかった!な作家さん。

なぜなのでしょうか。
陶器市もイベントもない時期なのに。
まったく思い通りに予定がこなせておりません。

病院通いや地震後の対応など、
思いがけない予定が降っては湧いているから
なのでしょうか。

ま、原則ね、単身赴任って
そんなにヒマじゃないんですよ、実は。
とにかく家事に時間が食われるので。

と言いますか、世の中の独身のみなさん、
どうされてます?土日のお休みは。
ヘタをすれば家事だけで1日終わるんですよ、
マジで。
私、手際が悪いんでしょうか?w

そんなオッサンの休日事情はさておき、
今日も作品をご紹介します。
震災対策があまり捗っておらず、でして。
ま、今さら慌てても仕方がないので、
良き感じに仕上がりましたらご報告します。

今日ご紹介するのは信楽作家市の第三弾、
ラストを飾る作家さん、洞 亜希さんです。
息抜きのはずが結構買ってた件。w

さて肝心の洞さんの作品なんですが、
最初見たときはあまりピンとこず。

なんか不思議な模様、そしてトカゲの
モチーフが好きなんだなーと
思っただけだったのですが。

よーく見ると非常に凝った意匠、
そして彫りの様子が見て取れまして。
後で調べてわかったのですが、
透かし彫り、と言うそうですね、こういうのを。

なんかありそうでないと言いましょうか、
ちょっと不思議な作品だなと思い直し。
最終的にお買い上げ、に至ったというわけで。

こういうのって言葉にするのは
なかなか難しいのですが。
塩梅、でしょうかね、あえて言えば。

透かし彫りが特徴だから、個性だから、
だとはいえ、どこにどの程度あしらうのか、
そのあたりにこそ作家さんのセンスが
表れやすい面であり。

洞さんの場合はそのあたりが絶妙に素晴らしく、
絶妙すぎて一瞬私も通り過ぎそうでしたけど、w
非常に良いボリュームと配置でなされており。

トップから並べている画像の作品を
ご覧いただいてもおわかりのとおり、
ある作品はこれでもかと透かし彫りをほどこし、
ある作品、私の買ったものもそうですが、
ちょっとしたあしらいとして
透かし彫りが施されているものもあり。

技法そのものもそうですが、
そのバランス感覚が非常に素晴らしいなと。

私の買った作品など、側面の底の部分、
いわば袴に当たるような部分をだけを
少し長めにしつらえ、
そこにのみ透かし彫りをほどこす。

それも全周同じ調子ではなく、
模様の意匠も彫る深さもかなりランダムに。

ちょっと私の撮影が下手すぎて、
その様子がまったく伝わらないので、
後ほど改めて再撮させていただきます。w

透かし彫りの個性を活かすためのシンプルさ。

ご覧のように、土や釉薬には
あまり凝った感じは見られませんが。
彼女の場合、透かし彫りの特徴を活かすために、
あえてそちらはシンプルに振り切っているのかと。

どちらかといえば器そのものを
キャンバスのように捉え、
造形としての透かし彫りで作品を描く、
みたいな作風なんでしょうか。

SNSで他の作品も拝見しましたが、
こりゃ手間がかかりそうだなーと
一見しただけで理解できましたし。

ま、その象徴がこのトカゲ、なんでしょうね。

女性でトカゲをメインのモチーフにされる方も
珍しいとは思いますが。
とはいえ、彼女の作る、彫り出すトカゲは
どこか愛くるしく、可愛げな印象もあり。

トカゲというよりも、ちょっと特殊な
成長を遂げたカエルのような趣で。

なので爬虫類独特のダークな印象ではなく、
異世界からやってきたトカゲ的なカエル、
ありそうでない不思議さを増幅させる装置、
みたいに感じました。

不思議の国のアリスに出てくるウサギ。
そんな役割を果たしているのかもしれません。

と、私の買った器にはトカゲはついて
いないのですが、インスタの新作に
いいのがあったんですよー、これが。w

私は湯呑派なので右で。w

もしこれがあったら絶対買っていたと
思いますけれど。
次回のお楽しみにしておきましょうかね。

植物もいいけれど、食の器にもっとトカゲを。

器の高さは約80mmほど。
みなさんにとっては少し大きめの、
私にとっては非常に使いやすいサイズ感で。

手馴染みの良いスベスベとした肌感なので、
360度、どこから見ても違う袴の部分の景色を
クルクルと手のひらで回して楽しむ、
なんてこともできそう。

出身地等は見つからなかったのですが、
京都工繊で学び、現在は滋賀で作陶中途のこと。

ということは、関西人の私とどこかでお会い
できる機会がきっとあると思いますので、
その際にはトカゲか、あるいは新作の金魚か、
どちらかが貼り付いているやつを
お願いできればと。w

あともうひとつお願いしたいんですが、
植木鉢やら花器もいいけれど、
ぜひ食の器も頑張ってくださいね?

植木鉢や花器を作る作家さんの作品を見ていて
ほんとによく思うことなんですが、
なんでこの意匠で食器作らないの?って。w

なんかね、「おっ、これ面白そう!」
と思って器を手にしたときに、
底に穴が空いているとホントがっかりするんで。
もう買って帰って勝手に塞いでやろうかと。w

みなさん、食の器制作のはけ口的に
植木鉢や花器作ってない?w
その振り切った感じや突き抜けた感じを
ぜひ食の器として成立させていただければと。

植物と生き物の融合もよいですが、
食と生き物も結構良いと思いますので。
ぜひ前向きに、器にトカゲを這わしてください。w

それではまた!

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