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mado_no_kotoba
【詩】ひとしずく
小さな豊かさに
ふと気づくとき
些細なことに
ありがとうと思えるとき
世界は
霧の中で
ほんの少しだけ輝く
はじまりは
水面に落ちる
一粒の雨
やがてそれは
静かに広がり
名もない川になっていく
受け取ってもいいよと
そっと
自分に言えたなら
豊かさは
湧き水のように
あふれ出す
やさしい流れになって
また誰かのもとへ
終わることなき
この愛の流れが
わたしたちを
源なる海へ
還してくれますように
