キャラクター作法のこと
登場人物の「登場」のさせ方
創作を書かれている皆さま。
「登場人物」って、どのように「登場」させていますか?
また、ひとつの作品に
どれくらいの人数を登場させますか?
最近、そういうことが
気になっているのですが。
とはいえ、
人さまの作品を分析するのも
おこがましい(というか面倒な)お話です。
大勢いると覚えられない問題
…といいますのも。
私はどうも、人の顔と名前を一致させて覚えるのが苦手なんですね。
小説を読んでいても、そうです。
人の名前がなかなか覚えられない。
ミステリーを読むのが苦手なのも
そのあたりに原因があります。
そういう残念な記憶力の持ち主ですので、
私が書いた小説は、登場人物が「少なめ」という特徴があるように思います。
…思うだけです。
では、実際にカウントして
検証してみたいと思います。
自分の作品でカウントしてみた
では、私の最近作
「白銀の騎士」(第1部)はどうでしょう。
この小説は、約4万2千字です。
全10章、30話(プロローグ+29話)の構成となっています。
この中で、名前のある登場人物を
ChatGPTと私で数えてみました。
正確にはChatGPTの「抜け」を
私が指摘して完成させた形です。
コウ・シュジーン(主人公)
フィー・メイル(幼なじみ)
カク・シュジーン(主人公の父)
メイ・シュジーン(主人公の母)
ゴモン元首
デヴァン中佐
I.H中尉(名前は伏せます。敵美形ライバル)
チャック・ジッパー軍曹(上記人物の部下)
バイプ・レイヤー少尉
ハーナイ・チリン少尉
クーキー・ミッタイナー准尉
タヨリ・ガイアール艦長
バサミー・イータ大佐
計13名です。
イータ大佐を入れるなら
市長
コウの学校の教師
同じく同級生
裏門の警備兵2名
メイと話す研究員
輸送ポートの職員
…なども、セリフとアクションが印象的なので入れたいのですが、
「名前のある人物」という括りにしてしまったので、残念ながら省くことにしたいと思います。
うーん。
わりと多かったですね。
でも、考えてみれば
「SF戦記物」として見ると
少ない方だとは思いませんか?
もうひとつカウントしてみる
さらに、いま書いている
「白銀の騎士」第2部では
どうでしょうか?
この小説は
公開している部分だけで
現在は25話、5万8千字。
第1部に登場した人物を省いて
新しく登場したのは…
名前のある登場人物に限れば
約15名です。
もっと出したと思ったのですが、
こちらは意外と少なかった模様。
巡洋艦の乗員は?
じつは、第2部のほうですが、
主人公が乗る巡洋艦のクルーに限って見てもですね。
前半で新たに登場したのは、
第1部から登場する4名にくわえて
1名きりという
破格の少なさです。
よく見知ったキャラだけで
話をまわしているんですね。
後半、戦闘が近くなると
描写の都合上、そうも言っておられず、
次々とクルーを登場させました。
今までも存在したはずの(だけれども、描写していなかった)人物を名前付きで新たに出すのは、少々テクニックがいりましたが。
それでも、後半で新たに登場したクルーは
6名です。
作中で登場する、名前のあるクルーの人数は
合計11名。
「巡洋艦」の乗員は
少なく見ても250~300名はいると推測されるので、
そう思えばもう、少ないです。
作者の書きかたのクセ
新キャラを次々に投入せず、
見知ったキャラだけで
話をまわしていく。
新キャラが出たときは、
しっかりとそのキャラの性格を
印象的に描いて「キャラを立たせて」おく。
これが私の作品の特徴かもしれません。
これはやはり、作者自身の
「たくさん出演者がいると覚えられない」問題が
根っこにあるような気がします。
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