ペットたちに感謝すること その1
ごあいさつ
こんにちは。
明日、11月22日は
「ペットたちに感謝する日」です。
その前夜祭として、
今日は私と犬のお話を
語りたいと思います。
祖母宅のプードル
その犬は、私が生まれる前から
祖母宅にいました。
祖母がブリーダーから譲り受けた、
純血種の真っ白なプードルです。
種オスとして長年働いてきたのを、
年老いたので引退したという
異色の経歴の持ち主でした。
英語の血統書に記載された本名は
「Sir Enox(サー・エノックス)」。
伯母の話によると、
Sir の称号がつく犬というのは
格が高いのだそうです。
その本名から、
通称「エノ」と呼ばれていました。
わたしとエノ
私は神戸の病院で生まれました。
両親が住むアパートは、
母方の祖母宅からは近くにありました。
私が生まれて間もない頃から、
エノは私のそばにいて、
よく面倒を見てくれたそうです。
祖母宅にいる間、もしかすると
家事をする祖母の代わりに
ずっとそばにいてくれたような
記憶すらあります。
エノは、プードルと言っても
大きさは柴犬くらいありました。
片耳の裏に
「ENOX」と入れ墨のような刻印で
名前が記されていたのを憶えています。
私がエノの耳やしっぽを触っても、
じっとおとなしくしてくれているのです。
たいへん気性のいい、
賢い犬だったのではないでしょうか。
はじめての言葉は
わたしが初めて
発語をしたときのことです。
その言葉は、
なんと言っているのか
大人たちの頭を悩ませたそうです。
「まま」でも「まんま」でもない。
ましてや「ぱぱ」ではありません。
「えにょ?」と聞こえたそうです。
そう、私が初めて発した言葉は
祖母宅の犬、エノの名前でした。
おさんぽごっこのこと
母は、私を連れて
よくエノの散歩に行きました。
古い写真に、
私と、赤ん坊の妹を抱いた母と、
エノが写っているものがあります。
祖母宅の近所の公園で、
エノの散歩コースだった場所で
撮ったものです。
またある日、幼児の私が
四つん這いで歩きながら、
口にくわえたヒモを
引きずって遊んでいたそうです。
そう、これは
「犬の散歩ごっこ」だったのです。
…自分が犬になりきって…ですが。
そんな遊びをしていたので、
これはたいそう
大人たちに驚かれたそうです。
そして現在
そんな私は
筋金入りの犬好きに育った…
はずだったのです。
いえ、犬は大好きだし
恩義も感じていますが、
やっぱり猫も好きなのです。
犬が自分の親ならば、
猫は自分の子ども。
自分のなかではそういった、
愛情の性質の違いが
あるように思われます。
次回予告
まだ、エノについて
語れなかった逸話があります。
英国紳士で誇り高いエノは、
ふつうの犬とは違った行動を
とることがありました。
明日は、そのお話を含めて
「ペットたちに感謝する日」の
テーマで語りたいと思います。
あと、今回は「犬の話」ですが
マガジン「猫のおはなし」に
追加しておきますよ。
では、今日はこの辺で。
いいなと思ったら応援しよう!
応援いただいたチップは、創作のために大切に使わせていただきます