語感を選ぶこと
ごあいさつ
こんにちは。
「Tales」に掲載中のSF小説
「白銀の騎士2」が完結したので
本当に書くネタが尽きてきました。
現在、連続投稿130日目ですが
150日に行くまでに力尽きそうです。

それはいいとして。
今回の本題
「小説を書く際の言葉選び」についてです。
締めを飾る文章
創作作家の皆さま。
小説のシメですが、
印象的な文章を書きたいですよね。
特に、長編の大スペクタクルロマンを
書き上げるときなどは。
はい!
わたくし、今回の小説で
いい案を思いつきました。
なにせ、10万字に迫る大長編です。
そのオーラス…ではないのですが、
ラストちょい前です。
とある人物の独白で
きれいに締めたいと思って
浮かんできたのが、次の文です。
その夜空の下、次の任地がどこになるにせよ―――
イチビリーノ、きみとまた共に戦える可能性は、ゼロじゃない。
そう、運命のガチャをこうしてまわし続けるかぎりは。
ガチャ?
SFスペースオペラに
ガチャという言葉はそぐいませんね。
しかし、イメージとしては
「ガチャ」なのです。
「~ガチャ」とか言いますよね。
運命を左右する偶然性。
あれなんですよ、まさしく。
うん、イメージはいいんですよ。
これ、なんとかならないものか。
いろいろ考えてみる
ガチャ…の言い換え。
なんかバクチっぽいもの…
回すもの…
あっそうだ
ルーレットはどうよ?
回すし、バクチ関連だし。
我ながら天才かよ。
思いついた時は、そう思いました。
そして、実際の本文が
次のようになります。
月面コロニーの気密ドームに映しだされた、人工の空の色。その外には、永遠に満天の星が輝く夜の景色がひろがっているだろう。
その夜空の下、次の任地がどこになるにせよ―――
イチビリーノ、きみとまた共に戦える可能性は、ゼロじゃない。
そう、運命のルーレットをこうしてまわし続けるかぎりは。
おお、ナイスアイデア。
きれいにまとまりましたね。
このようにして
語感をたいせつに
言葉を選んでいく。
小説を書く楽しさというか、
醍醐味のようなものが
ここにもあるのではないかな、
と思ったりします。
敵の美形ライバルキャラに
「イチビリーノ・ヘタレ」とか
命名したヤツが
何を言うかという話ですがね。
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