【BL二次小説(R18)】 媚薬ルーレット⑤
「痛った!」
新開は思わず荒北から唇を離した。
挿入した舌を噛まれたのだ。
しかし荒北はお構い無しに、新開の服を引き千切ろうと無理矢理引っ張っている。
「待て待て待て!」
慌てて荒北の手首を掴み、やめさせる。
「まさに野獣だな!」
媚薬のせいで凶暴化している荒北に対し、まともなキスなどしている場合でないことを認識した新開は、手順などすっ飛ばして荒北のベルトを外し、デニムとトランクスを一気にずり下げた。
とっくに熱くエレクトしている荒北自身を口に含む。
「アゥあ!!」
荒北は自分自身に強烈な刺激が与えられたことに気付き、ビクンと硬直する。
新開の舌がカリをなぞった瞬間。
「アーーッ!!」
あっという間に新開の口の中に放出してしまった。
荒北はクラクラして階段に膝と手を着く。
その間に新開は、瓦礫で怪我をしないよう、自分の上着を階段の一番上段の床に敷いた。
その後自分のカーゴパンツとトランクスを脱ぎ、側に放る。
与太っている荒北の腕を掴み、階段の一番上段まで連れて行く。
新開は敷いた上着の上に座り、階段に足を降ろす。
そして荒北を向かい合わせに跨がらせた。
口からさっき荒北自身が放ったモノを手の平に出し、自分自身と荒北の蕾に塗った。
「靖友……ゆっくり。ゆっくり腰降ろすんだぞ」
「アァ、うぁ、ア……」
ズブズブと、重みで荒北の中に新開自身が入っていく。
「ア、ア、ア……」
荒北は頭をグラングランと大きく回している。
口は開きっぱなしで、涎がこぼれている。
全部入った時、荒北はフラ~ッと後ろに倒れそうになった。
新開が慌てて背中を支える。
「動くよ、靖友」
新開が腰を上下させ始めた途端。
「~~~~ッ!!」
声にならない悲鳴を上げ、荒北はイッてしまった。
新開の腹に荒北の放出したモノがドクドクと垂れている。
「すげぇな。ほんの数分の間に2回もイッたか」
新開は嬉しかった。
荒北は焦点の定まらない目をして、新開の顔をベロンベロンと舐めている。
「靖友……好きだ。今オレ、靖友の中に入ってる。ずっとオレ、こうしたかったんだ。ずっと……」
新開は荒北を抱き締め、腰を動かした。
「ア、アァ、アん」
荒北は新開の頭に掴まって気持ち良さそうに揺れている。
新開は荒北の唇に何度も何度も自分の唇を重ねた。
もうこんなラッキーなことは起こらないかもしれない。
もしかしたら荒北にはこの最中の記憶が無いかもしれない。
新開は、今この瞬間を絶対忘れることの無いよう、人生で最高の思い出にしよう、と決心した。
「靖友……覚えておいてくれよ。オレがおめさんを抱いたこと。オレがこんなにおめさんを想ってること。なぁ、お願いだよ……」
「ア、ア、新開……新開……」
荒北は新開の名を呼びながら喘いでいる。
「気持ちイイかい?靖友……。オレがおめさんを悦ばせたこと、忘れないでくれな……」
「新開……ア、イク、イクぅ……」
「イッていいよ靖友。何度でもイッて……」
「あぁーーー──」
荒北は3度目の絶頂を迎えた。
放出したモノはさっきより量が少ない。
二人の腹の間でぐちゃぐちゃと音を立てている。
「こんなグッチャグチャでドッロドロの靖友を味わえるなんて……オレ幸せだ」
荒北は新開の首筋に一生懸命吸い付いている。
「発症したのが料亭にいる時じゃなくて良かった……。こんなエロい靖友見たら……尽八も、さすがの寿一も、靖友に絶対惚れちまう。ホント危なかった」
誰にも荒北のこんな姿見せたくない。
新開は心からそう思った。
「し、新開、やめ……」
「え?」
「やめろ新開」
「!」
正気に戻った……?
