RetroFreakのカートリッジアダプターに差したゲームをSuperStation Oneで自動起動するツールを作成してみた
有志の方々のおかげでSuperDocやCDドライブからSuperStation Oneでゲームを起動できるようになりましたが、そうなるとカートリッジ系も連携させて自動でできるようにしたくなるのがレトロゲーマの性(さが)…
ということで、SuperStation OneとRetroFreakのカートリッジアダプターとの連動(疑似的にですが)の仕組みを構築してみました。
※今回の動作コンセプトは以下のイメージです
①RetroFreakDumperでゲームをダンプする
②ダンプ終了と共にSuperStation Oneでゲームが起動する
1.事前準備
以下のものを用意します
RetroFreakカートリッジアダプター
RetroFreakDumper
SuperStation One
PC(Windows)
Wifi環境
RetroFreakToSS1(今回作成したツール。下記からダウンロード)
①まずはRetroFreakDumperを使える環境を構築しておいてください。こちらについての説明は詳しく出てるサイトが色々ありますので割愛いたします。
②SuperStation Oneを起動して、SettingsのSound & ConnectivityのNetworkからWifiに接続してください。接続後IPが表示されるので控えておいて下さい。
③こちらで配布したファイルを解凍して任意の場所に解凍してください。RetroFreakToSS1.exeとconfig.jsonがありますのでRetroFreakToSS1.exeを実行して下さい。
2.RetroFreakToSS1の設定
RetroFreakToSS1.exeを起動すると下記の画面が出るので、まずは設定を行います。

監視フォルダの場所:RetroFreakDumperでROMが抽出される先を設定する。
SuperStation One IPを記載する
SSHポート、ユーザー、パスワードはそのままでOK
ROM安定待ちは基本そのままでOKだが、ROMのSS1への転送がうまくいかない場合は変更する
起動処理待ちも基本そのままでOKだが、ROMの起動がうまくいかない場合変更する
ROMの転送だけを行いたい場合は転送後に自動起動のチェックを外す
RetoroFreak側フォルダ=SuperStation One側フォルダは初期設定はRetroFreakDumperのROM出力先フォルダの仕様とSuperStation OneのROMフォルダ仕様に準じているが、フォルダ名が違う場合は修正する
上記の設定が完了したら設定を保存するボタンを押下する。
一度設定したら次回以降はその状態で起動します。
3.RetroFreakToSS1の実行
RetroFreakToSS1で監視を開始します


次にRetroFreakDumperを起動してゲームの抽出を開始する
抽出完了すると自動でRetroFreakToSS1にてSS1への転送と実行を開始します。以下のように起動完了メッセージが出たら、SuperStation Oneでゲームが起動します。

4.現在の自動起動対応
基本的にRetroFreakDumperで吸い出せるものは起動可能ですが、SuperStation One(MiSTerFPGA)のコアが対応しているものになります。
ゲームボーイカラーとゲームボーイアドバンスはBIOSが必要になりますので起動させておきたい場合は事前に正規の手段で準備しておきましょう。また、ゲームボーイカラーは一度SuperStationOne側のメニューでゲームボーカラーで起動するように設定しておいてください。
なお、現時点のバージョンではセーブデータは対象外です。
起動確認済み機種(今後N64も入れようと思ってます)
ファミコン
スーパーファミコン(
スーファミターボは起動不可、サテラビュー、SFメモリは未確認)ゲームボーイ
ゲームボーイカラー(要BIOS)
ゲームボーイアドバンス(要BIOS)
PCエンジン(HuCARD)
メガドライブ
ゲームギア
セガマークⅢ
SG-1000
【追記Ver.1.1.0】
スーファミターボも対応しました。RetroFreakDumperで吸い出すときはROMサイズ自動調整は行わず、全体をダンプしてください。



5.あとがき
今回は自分のMiSTerFPGAの知識を増やすためと、カセットを差したらワンボタンで自動で起動する動き(実機に近い動き)を再現したいという実用性とは関係ない欲求の元に作成してみました。もし、同じような欲求をお持ちの方はぜひこちらのツールを使ってみてください!
