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⑦ ランテックに転職してみた。毎日家に帰れるようになったけど、仕事は想像以上にキツかった。

⑦ ランテックに転職してみた。毎日家に帰れるようになったけど、仕事は想像以上にキツかった


気がつけば、今回で第7回目の記事になります。

前回の記事では、長距離トラックドライバー時代の生活について書きました。

3日に1回しか家に帰らない生活。

自由で楽しい部分もありましたが、2022年に娘が生まれることになり、

「このまま長距離を続けるのは難しいな」

と思うようになりました。

妻は初めての子育て。

そんな中、自分だけ遠くにいる。

何かあったときにすぐ帰ることもできない。

それなら多少給料が下がってでも、毎日家に帰れる仕事に変えよう。

そう考えて転職することにしました。

そして2022年8月、僕は長距離ドライバーを辞めて、㈱ランテックへ入社しました。

今回は、僕が約2年間働いた当時の経験について書いていきます。

※この記事に書いている内容は、あくまで僕が在籍していた当時の個人的な経験・感想です。現在の仕事内容、待遇、制度などとは異なる可能性があります。また、すべての営業所に当てはまるものではありません。


① 2022年8月、ランテックへ入社


入社して最初に乗ったのは、4軸低床の大型冷凍車でした。

それまで長距離ドライバーとして大型車に乗っていたので、運転そのものに関してはそこまで不安はありませんでした。

とはいえ、会社が変われば仕事のやり方も全然違います。

もちろん横乗り研修もありました。

僕は大型車の経験者でしたが、会社の方針で約1か月ほど横乗り期間があり、その間に仕事の流れや配送先などを覚えていきました。


② 最初に担当したのは「JR貨物」の仕事


ランテックでは、小型車からトレーラーまで様々な車両がありました。

基本的には冷凍・冷蔵の箱車が中心で、僕も主に冷凍・冷蔵の荷物を運んでいました。

その中で最初に担当した仕事の一つが、JR貨物の仕事です。

「JR貨物ってトラックドライバーが何するの?」

と思う人もいるかもしれません。

簡単に説明すると、鉄道で運ばれてきたコンテナをトラックで運ぶ仕事です。

JR貨物の駅には、遠方から列車でコンテナが運ばれてきます。

そのコンテナを大型車に載せて物流センターなどへ運ぶ。

荷物を降ろした後は、空になったコンテナに再び荷物を積み込み、今度はJR貨物の駅へ持っていく。

そして、そのコンテナを列車に積み替えてもらいます。

大まかに言えば、このような流れです。

ちなみに、JR貨物の仕事で使用していた大型車は、一般的な大型ウイング車ではなく、「緊締車」と呼ばれる車両でした。

コンテナを載せて固定し、運搬するための車両です。


③ 仕事内容は冷凍・冷蔵が中心


僕が運んでいたのは、主に冷凍・冷蔵の食品。

ドライ品を扱うこともありました。

配送先は関東全域。

そして、ここでかなり大変だったのが、

バラ積み・バラ降ろし

です。

僕の感覚では、

バラ積み8:パレット2

くらい。

つまり、ほとんどが自分の手で荷物を積んで、自分の手で降ろす仕事でした。

しかも食品なので、重量のある荷物もあります。

長距離時代はパレット輸送が中心だったので、

「地場配送になったし、長距離より楽になるだろう」

と少し思っていた僕には、これは結構な誤算でした(笑)


④ 1日の勤務時間は平均12時間ほど


勤務時間は、その日の運行によって変わります。

大体、

朝5時頃に出勤して、夕方18時前後に終了。

という日が多かったです。

もちろん、それより遅くなる日もありました。

平均すると、僕の場合は12時間ほど働く日が多かったと思います。

長距離時代と比べれば、1日の走行距離は短い。

そして何より、

仕事が終われば家に帰れる。

これは本当に大きかったです。

家に帰れば娘に会える。

長距離時代には当たり前ではなかったことが、当たり前になりました。


⑤ 「地場配送なら長距離より楽でしょ?」


転職する前の僕は、正直そう思っていました。

でも実際にやってみると、

「毎日家に帰れる=仕事が楽」ではありませんでした。

むしろ、

「地場配送って、こんなに時間に追われるのか」

と思いました。

長距離の場合、もちろん大変です。

ただ、ある程度まとまった距離を走るので、運行によっては時間的に余裕があります。

一方、地場配送では、

「○時までにここへ納品」

という時間指定があります。

そこに、

* 渋滞
* 荷待ち
* 積み込み
* 荷降ろし
* 複数件の配送

などが重なります。

待機時間が発生しても、納品時間が後ろにズレるわけではありません。

そのため、常に時間を気にしながら走っていました。


⑥ 特にキツかったのがバラ積み・バラ降ろし


これは本当にキツかったです。

大型車なので、当然ながら荷物の量も多い。

しかも冷凍・冷蔵食品。

夏場なんかは汗だくです。

荷物を積んで、

走って、

降ろして、

また積んで、

また降ろす。

これを繰り返します。

長距離時代も荷物を扱っていましたが、地場配送では時間に追われながら作業することが多かったので、身体的にも精神的にも疲れました。


⑦ 荷待ち・時間指定・残業


物流センターでは荷受けできる時間が決まっていることがあります。

そのため、

「まだ時間じゃないので待ってください」

ということもあります。

待機時間が発生しても、その後の配送時間が変わるわけではありません。

待った分だけ後ろの予定が詰まっていきます。

その状態で、

「○時までに次の配送先へ行かないといけない」

となるわけです。

残業時間も、僕が在籍していた当時は月によって差がありましたが、50~80時間程度になることもありました。

あくまで僕自身の当時の勤務状況です。


⑧ 事故を起こした場合はどうなる?


これは運送会社で働いている人なら、ある程度イメージできる話かもしれません。

僕が在籍していた当時は、交通事故や商品事故などを起こした場合、

始末書や顛末書を書く。

そして、

一時的にトラックから降りて、倉庫内などの仕事をする下車勤務になる。

という対応がありました。

さらに、僕が働いていた当時の経験では、

ボーナスがカットされることもありました。

もちろん、事故を起こさないことが一番です。

大型車を運転している以上、自分のちょっとしたミスが大きな事故につながる可能性があります。

これはトラックドライバーとして常に意識していました。

※ここについても、あくまで僕が在籍していた当時の経験です。現在の制度や対応については分かりません。


⑨ もちろん良かったところもある


ここまで大変だったことばかり書きましたが、もちろん良いところもありました。

まず、

休みがしっかり取れたこと。

僕が在籍していた当時は、月8回以上休むというルールがありました。

長距離時代と比べれば、家族と過ごす時間は圧倒的に増えました。

そして福利厚生も充実していました。

ある程度規模の大きい会社だったので、

「長く働くなら安心感のある会社だな」

という印象もありました。

車両についても、

小型車・中型車・大型車・トレーラー

まで幅広くありました。


⑩ 人間関係はどうだった?


人間関係については、僕自身は特に悪い印象はありません。

むしろ、職場の人たちは仲が良かったと思います。

同じ趣味を持っていて、プライベートでも付き合っている人たちもいました。

……ただ、

僕はあまりその輪に溶け込めませんでした(笑)

これは会社が悪いというより、僕自身が人付き合いがあまり得意ではないからです。

上司との関係も比較的良く、仕事で悩んだことや気になったことは相談しやすかったです。

配送先も同じ物流センターへ行くことが多かったので、だんだん顔なじみになっていきました。

「お、また来たね」

みたいな感じになるのは、地場配送ならではだったと思います(笑)


⑪ 給料は……正直、低かった


ここは気になる人も多いと思います。

僕の場合、

長距離時代より給料は下がりました。

手取りで30万円に届かない月もあり、

「大型車を運転して、これだけ働いてこれか……」

と思うこともありました。

ただ、これはあくまで僕が在籍していた当時の話。

会社や営業所、仕事内容、残業時間などによっても当然変わると思います。

そして僕自身、

給料が下がってでも毎日家に帰れる仕事を選ぶ

と決めて転職したので、そこはある程度覚悟していました。


⑫ 「このまま運送業を続けていいのか?」

ランテックで働き始めてから、少しずつこんなことを考えるようになりました。

長距離時代も大変だった。

地場配送に変わっても大変だった。

もちろん、これは僕が経験した仕事についての話です。

でも、

「この仕事をおじさんになっても続けられるのかな?」

という不安が出てきました。

運送業そのものが嫌いになったわけではありません。

むしろトラックの運転は好きでした。

でも、

* 長い拘束時間
* 時間に追われる仕事
* 荷物の積み降ろし
* 事故やクレームへの対応
* 日々感じる仕事のストレス

こういったものが積み重なって、

「このまま運送業を続けていくのは厳しいかもしれない」

と思うようになりました。

以前は、

「運送業に未来はないんじゃないか」

とまで考えたこともあります。

もちろん、今振り返れば少し極端な考えだったと思います(笑)

運送業にも良いところはたくさんあります。

だからこそ、これから運送業を目指している人には、

良いところだけではなく、大変なところも知ったうえで仕事を選んでほしい。

僕はそう思っています。


⑬ そして、バスドライバーへ


そんなことを考えていた頃。

以前から少し興味を持っていた仕事がありました。

それが、

バスドライバーです。

トラックとは違って、人を乗せて走る仕事。

もちろん、人の命を預かる仕事なのでトラックとは違った責任があります。

「自分にできるのかな?」

という不安もありました。

それでも、

「一度やってみよう」

と思いました。

そして僕は、約2年間働いたランテックを退職。

いよいよ、

バスドライバーへの転職

を決意することになります。

次回は、

「大型トラックからバスドライバーへ転職した理由」

について書いていきます。

トラックとバス。

どちらも大型車を運転する仕事ですが、実際に乗ってみると仕事内容はかなり違いました。

次回は、その違いや転職して実際にどうだったのかを、僕自身の経験をもとに書いていこうと思います。


※今回の記事について


この記事は、僕が㈱ランテックに在籍していた当時の個人的な経験・感想をもとに書いています。

現在の仕事内容・給与・勤務時間・福利厚生・事故時の対応などを示すものではありません。

また、営業所や担当する仕事によっても内容は異なると思います。

その点をご理解いただいたうえで読んでいただければと思います。

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