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書籍「あなたの脳は壊れていない」レビューのお礼とご紹介 Part-1



カスタマーレビュー(2026/06/08 現在)

お陰様で大変高評価をいただいております。
そこで、今回は、本書にいただいたレビューを紹介しながら、著者としてお礼とお返事をしていこうという企画です。

野心的な試み (Lgk様)

Lgk様、レビューありがとうございます。
本書はまさにMBM(機序に基づく医療)の視点から精神医学を問い直す書です。
EBM(根拠に基づく医療)は、比較試験や観察研究から「なにが効いたか」を判断します。うつではセロトニンが下がるからセロトニンを増やす薬(SSRI)を作った。そしてそれが一定の患者さんに効果があったから、「この治療には根拠がある」というわけです。
ここには根本的に欠落しているものがあります。EBMにおいてはそもそも何故セロトニンが下がったのか?を考慮する必要がないことです。
効く薬剤であることが根拠であり、そしてほぼ、それが全てとなります。
象徴的なのは、セロトニン仮説の崩壊です。すでにMoncrieff et al.(2022年、Molecular Psychiatry掲載)のアンブレラレビューで、「うつ病とセロトニン低下に直接的な因果関係は確認できない」という結論が提出されました。これは本来であれば、セロトニンをターゲットにした治療薬であるSSRIについても根本的に問い直されるべき状況です。しかし、それはなされていません。それはSSRIの臨床的有効性というエビデンスがあるからです。ここでは「何故効くか?」が一切考慮されていないことが示されています。
なお、本書の中ではうつ病の本当の原因について、詳細に記しています。

素人にも理解しやすい (ko0114様)

ko0114様、レビューありがとうございます。
本書はできるだけ専門知識がなくても理解しやすいように記述しました。専門的な知識を要する記述はコラムという形で巻末にまとめて、専門的な知識がある方はそちらもご覧いただく、という構成となっております。
そして、「腹落ちしまくり」というのは最高の褒め言葉です。
本書で構築されているBFN理論は全ての精神神経疾患を血液脳関門の破綻からの多様な分岐として捉える統合理論です。
腹落ちしやすいのは実際に起こっていることは結局は意外にシンプルだからでもあります。
これは逆に、現代医学の説明が「腹落ちしない」ということの裏返しとも言えます。
本書の中に記述がありますが、例えばてんかんの原因について主流の医学の説明は、「イオンチャネル異常仮説、神経回路の構造異常仮説、炎症・免疫仮説、アデノシン仮説、グルタミン酸・GABA不均衡仮説」という乱立状態です。これははっきり言えば原因についてなにも分かっていないと言っているに等しい。このような状態では、説明を受けても腹落ちしないのは当然なのです。

人間の本来の生き方 (バーバラ様)

バーバラ様、レビューありがとうございます。
「人間の本来の生き方」、そうです。本書をお読みくだされば、この言葉の意味がわかるのですが、本書の射程は医療を越えたその最上流にあります。
根本原因を示す統合理論を名乗るからにはそこまで踏み込む必要がありました。
なお、コーヒーは私も普通に飲みます!
覚醒を維持する目的でカフェインを大量に摂取することは推奨しない、という程度に捉えてください。

とりあえずPart-1は以上です。
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