母となった友人たちと

高校のときに仲良かった同級生且つ同じ部活の友人2人と会った。1人は2歳と5歳の2児の母、もう1人は生まれて数ヶ月の1児の母になっていた。以下、2児の母は友人X、1児の母は友人Yとする。

私の友人や知人周りの結婚、出産状況を参考として出しておくと、

  • 数少ない中学の友人はほぼ全員子持ち

  • 高校の友人は、60%既婚、30%子持ち

  • 大学の看護の友人は50%既婚、30%子持ち

  • 大学の医歯薬の友人は60%既婚、5%子持ち

普段関わりが多いのは私が子なしなのも相まって、高校・大学の人となるために子持ちはそこまで身近ではない。

さて、
友人Xはわたしの友人の中でもかなり早めに出産した。挙式してた記憶がないのでおそらくデキ婚。子持ちで忙しいだろうからと声をかけられずにいた。

友人Yは年1~2で会っていた。長年付き合ってる彼氏がいたことも知っており、結婚を考えてる風ではなかったが、
遊びに誘うと!まさかの出産したばかりだと言われ仰天した。SNSをあんまりしない友人なので、いつの間に!?となった。

その友人Yから、育休中だし子ども見においでと言われた。平日休みが多い私にとっては平日に友人に会える機会があることは珍しかったので母子共々会いに行くことに。
友人Yはほがらかな姿は変わらぬ一方で、乳児をあやす姿は母になっていた。でも友人Yの本質が変わっていたわけではなく、話してると楽しかった。


私は昔から子どもが苦手だ。
嫌いというわけではなく、

  • どうあやしてあげるのが正しいのか

  • 親という子どもを誰よりもわかってる人間から見れば他人のたどたどしい子どもとの関わり方は非常に滑稽なのではないのか

と思うとどうしたらいいかわからず苦手なのだ。ただ気の知れた友人の前であるならば気にしなくてもいいかと思い、友人Yに会ったのを機に、友人X、友人Yとの3人で会うことになったのだ。

久方ぶりに3人のLINEグループが動く。
あの頃は友人Xの彼氏や職場の愚痴聞いたりしてたなぁと思い返しつつ、ごはんする場所の検討が始まった。
子持ちにおいては当たり前かもしれないが子どもを連れてくる前提でだ。

かなり前に子持ちの中学の友人と、嵐活休前にカラオケ行こうぜと言って行ったことがあるが、その友人は子どもを託児所に預けて来てた。大人の楽しみは子どもにはつまらないだろうと。

その記憶があったので、そうか普通は子どもを連れてくるのかと思い出すと同時に、
ろくに友人達と話せなくないか?と。

それはそうとして、店選びは進む。
キッズスペースがこのお店はあるよ!ここだと遠くないかも!という情報が交わされている。

知らない視点だ。
行きたいお店があればそこに赴くというのとは真逆の、子どもokで近くという条件に縛られた店選びはしたことないからもう何も提案できない。
何だか情けなくなった。子持ちを前にして子なしは無力でしかない。

そうこうしてるとキッズスペースのあるチェーン店に決まった。
そしてその日が来た。合流して店に入ると驚いた。
お客さんの9割が子連れのママさん達だった。
何というか普段大人だらけの中で仕事をしている自分にとっては異世界だった。このお店の中においては少子化とは考えられないくらい。
それだけその外では少子化がごりごりに進んでいることの証左でもあるかもしれない。

そうして、食事の注文や待ち時間などで、
友人と話しつつもやはり子どもを構うことになる。それは母である友人だけでなく、友人の友人である我々においてもだ。
乳児はミルクと抱っこでなんとかなっていそうだったが、幼児2人はそうはいかない。キッズスペース行ったかと思えばグズって席まで戻ってきたりずっと慌ただしいのだ。
そうなると話していても話は途切れる。

それだけではなく、友人Xと友人Yが、
西松屋のおしりふきはお得、服はSHEINで買ってるとか、離乳食は○○したらいいよ~~…等の子どもに関する話をし始めた。
全く何も共感ができない。わからないから。
自分も今後子持ちになるかもしれんなと参考がてらに話を聞いていたが、実際その立場にでもならないとその有益な情報も耳に全く残らないもんで。


妻となっても母になっても、私はその人の趣味の話を聞きたいとずっと思っている。おいおい付随した旦那や子どもの話ではなく、貴方が何を見てどう感じたかを聞きたいのだ。

しかし状況が変わるとそうも言ってられず、普段関わる身近なものが家族になってしまうからそこしか見えなくなるというのはいたし方ないことで、嫌いになったわけではないけど少しずつ疎遠になっていくのかもしれない。人間関係って難しいと思った日だった。


ただ、ひとつだけ。
友人Xには結婚祝いも出産祝いも渡せてなかったのでお祝いのプレゼントをした。
男児2人の母なのでおそらく日常は怒涛で自身のケアをする余裕もない可能性が高いと思ったのと、もともと髪の綺麗な友人だったし、何よりも出産して育児してる母となった友人貴方がすごいんや!!!という想いを込め、
john masters organicsのブラシとかヘアケアを渡した。

すると、めちゃくちゃ喜んでくれた。
こういう出産祝いも含むものはたいていの場合、子に向けたものになりがちで母に向けたものは無いからと。あとオシャレなものから遠ざかってしまうと。

子持ちから見たら子なしの考えなんてのは浅はかと思われてたかもとまで思っていたが、
案外この視点を持ってても悪くないかもしれないと思えた日でもあった。


友人達よがんばってね。


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