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情報過多の土曜日曜

週末とは穏やかでなければならない。
私の人生はそのようにできている。
だから、先週末も整体に行くことしか予定がない。
そんな土日になる、そう思っていた。



この時まではごく普通の食事の約束

[6月5日 金曜日]
>>土日、奥さんが出勤で暇になったぽん

このようなメッセージが届いた。
語尾に「ぽん」を付ける彼のことを、以下、敬意をもってポンと称する。
高校時代の頃からの友人だ。

土曜日に整体に行く予定があった私は、
それが終わったら彼と合流することに決まった。
「15時以降くらいにどこかで」
何も決まっていない約束が取り交わされ、その日は幕を下ろした。


[6月6日 土曜日]

え。急。

「私、今日で終わりなんですよ」
整体に行ったらそのような宣言を受けた。
え。急。

「もう、猫の話を聞けないのは残念です」
担当者も猫を飼っているため、さんざん猫について話をさせてもらった。
首と肩は楽になったが、それに反して少しショック。

次の人は、果たして猫自慢を許してくれるだろうか。
不安である。


それはぽんをつけていい話題じゃないんだわ。

>>原宿から錦糸町へ移動するぽん

施術を受けている間、上記のようなメッセージが届いていた。
15時以降に錦糸町。約束の場所が確定した。

電車を乗り継いで約20分。滞りなくポンと合流。
肉と脂を喰っていてしかるべき見た目の二人であるが、
時間も時間なので、カフェタイムのお店に入る。

ケーキセットなんぞを頼んでみる

前にもんじゃ焼きを食べに行って以来だ。
noteの記事によると、1月19日以来。約半年ぶりになる。

「手術で体に穴が開いたぽん」
いやいや、語尾にぽんとかつけていい発言じゃないんだわ……。

無事に手術で問題個所は除去された模様である。
健康診断、マジで大事。
夕食も一緒に食し、ゲームや仕事の話などをした。

「退院祝いで俺が払うよ」
と、半額を私が支払い、その日は解散となった。

また会いたいものだ。
二人とも平穏無事に。


[6月7日 日曜日]

インタビューをさせてください!

私は少しソワソワしていた。
話はもう少し前に遡る。

******
[6月4日 木曜日]
>>私にインタビューをさせてもらえませんか?

noteの謎のメッセージに届いていた。
私は設定上、フォロワーからしかメッセージは届かず、
すなわち、知り合いからのメッセージに等しいわけだ。
特に断る理由はなかった。

>>え!?いいんですか!?
 Zoomで1時間ほどお時間いただけたら嬉しいです。

え!?対面なの!?

てっきり、質問が届くのだと思っていた。
私と同世代のネット黎明期を生きた人はお分かりになるだろうか。
「〇〇さんへの100の質問」的なやつだ。懐かしい。

顔の長いおっさんが答える100の質問。
たしかに誰も見たくはないだろう。
 Q.何に似ていると言われますか?
 A.モアイ像

これが、若者の、現代の、やり方か……。
時代の進展とテクノロジーの発展に驚きを隠せずにいたが、
それでもまあ、断る理由も薄かったので、
マジで、本当に、想像以上に、実りのない時間になるであろうことを
くぎを刺しつつ、承諾した。

******
私は少しソワソワしていた。

一体、何を聞かれるのか。
というか、何のインタビューなのか。

なるほど、これはオフ会か。なら大丈夫だ。
と、参加したこともないオフ会に思いを馳せつつ、謎の納得をしていた。

******
インタビューが始まってからのことは、緊張しすぎて何も覚えていない。
誇張、謙遜と思うだろうが、事実である。何も覚えていない。
すまない。

猫が2度ほど、ディスプレイの上にあがって慌てたことくらいだ。
あと、自分は自分を語るほどの人生を持ち合わせていないことも、知った。

それでも何か少しでも実りのある時間になっただろうか。
期待外れもいいところではなかっただろうか。
でも、言いたい。

警告はした!


それでも月曜日は回ってくる

土日が終わった。
情報処理能力が追い付かない。
情報過多の土曜日曜だ。

急な報告があり。
ぽんじゃすまされないカミングアウトがあり。
誰かの期待を裏切ったであろう日曜日があった。

感情が追い付かない。
それでも月曜日は回ってくるのだ。

みんな、頑張ってくれ。
私もせいぜい頑張るとしよう。
私は猫を一撫でして気持ちを落ち着け、今週の仕事に向かった。

[6月8日 月曜日]
今週はまだ、始まったばかりだ。

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