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櫻坂という物語


櫻坂46。
私の大好きなグループです。

4月11日、12日に彼女たちは坂道グループで初となる国立競技場でのライブを開催させました。

私は現地に行くことは諦めました。
せめてもと思い、配信で参加しました。

思ったことはたくさんあって。
まとめられなくて。
配信中ただ泣くしかできなくて。
曲についてもたくさん書き残したいことがあるけど。
それよりもっとbuddiesとして書き残さなきゃいけないことがあると思い、この後の文を書きます。


自分の中に眠っている様々な感情を呼び起こさせてくれるグループ。私にとって欅坂・櫻坂しかありません。
喜びも怒りも悲しみも楽しさも、どんな感情も否定せず、ありのままを受け止めてくれる。
櫻坂になってくれた今も、いつも本当に救われています。


櫻坂の在り方そのものが一冊の物語のよう。

特に今回の国立で強く感じたのは、櫻坂における『森田ひかる』という存在価値だった。
存在価値というと存外冷たく聞こえてしまうね。

言いたくないけど当てはめたい表現もある。

『櫻坂46は、森田ひかるの物語だ。』


前進グループである欅坂は、当時のメンバー平手友梨奈のグループだ、物語だと言われがちだった。
そういわれても仕方ないとも思うし、実際、それぐらい平手友梨奈という存在感が強すぎた。
でもこの表現は諸刃の剣だとも思う。
そのグループがその人のカラーだと思われてしまうことで、誰かを追い詰めてしまうことを知ってしまっているから。

表現だけでいうと、同じ意味に思われかねない。

でも、櫻坂になった今、根が違う。

櫻坂46は、森田ひかるの目を通して見つめ続けてきた物語、だ。

森田ひかるという存在がいなければ、きっと櫻坂は国立に立てていない。
二期生は間違いなく全員が救世主となり得た存在だった。
その中でも、森田ひかるは、救世主で、まごうことなきエースだった。

ガタガタにヒビが入り、今にも倒れそうだった欅の木を見上げている森田ひかるに問われたのは、その木の「破壊」か「再生」の二択。


思い返せば、2期生にとって、オリジナルメンバーとなった欅坂のシングル曲はない。出るはずだったシングルも延期となり、そのまま欅の成長は止まることになった。
2期生は欅に入りたいと望んで加入してくれた子が多かった。それなのにも関わらず、2期生は当時不遇の2期生だった。
欅坂1期生に対するファンの想いはおそらく崇拝に近いものだったように思う。自分たちの聖域に入ってきた2期生は、一部ファンからはまるで異物のように感じられていたのだろう。本来なら得なくても良い苦しみを当時の2期生は受けていた。今は2期生と呼ばれている面々は当時は2期・新2期と分けて呼ばれていた。それもまた2期生には辛い思いを強いる要因になる。
果たして欅でいた期間は彼女たちにとって幸せだったのか、私にはわからなかった。

外側から見ていたものとして感じていた2期生への不遇さ。

そんな中、朽ちかけている欅の木を見上げる2期生の森田ひかるは最初の一歩となる中心メンバーとして、一つの決断を求められた。
選んだ道は、「再生」だった。

るんちゃん(普段読んでる呼び方ですみません)はこの時、「破壊」を選んでもよかった。
でも、「再生」を選んでくれた意味。
欅としてあったものを引き継ぎながら、新しいものを生み出す、再生。
それが、森田ひかるの決めた櫻坂の在り方。

この決断が今の櫻坂の結晶だと思う。

1stシングルのセンターとしての重圧。
櫻坂の進む道の決断を任された責任。
それを背負い続けた五年間。

この曲が国立本編のラストソング。
初期の衣装。空気。曲のイントロ。
アレンジは変われども、この曲を聴くだけで、初聴きの時の苦い気持ちが蘇って、涙が止まらなくなる。

欅坂ラストライブ数分後の、櫻坂としての初披露。

あの時のメンバーの表情と、るんちゃんのこちらを見据える瞳を忘れることができない。

何を思って披露していたの?
どんな葛藤があったの?
あなたはセンター以上の何を背負ってここにいるの?

あの時はわからなかったことが、数年かけてかけらとなり、時折ポロポロ落とされ、5年後のこの国立で、答えの全てを見せてくれた。

るんちゃんがあんなに泣いている姿を初めて見た気がした。
この五年間がるんちゃんの涙に全て詰まっていた。
ずっとずっと、あの小さな体に大きなものを背負い抱え続けてくれていたんだね。
櫻坂を導いてくれてありがとう。
あなたが選んでくれた道が、この国立競技場だったよ。

るんちゃんの目にはどんな景色に映ったかな?
五年間続けてきてよかったって、この道を選んでよかったって思ってもらえたのかな。

あの頃の櫻坂に見せてあげたいね。
こんな景色が待ってるよって、教えてあげたいね。

みんなの頑張りが作った櫻坂。
でもその櫻坂の行く道を決断した森田ひかる。
本当に本当にありがとう。

演出に関しても、ある種森田ひかるに対する感謝と敬意を込めた国立だったようにも感じる瞬間が度々あって、それもるんちゃんに伝わってたらいいなって。
きっと伝わってるよね。優しいるんちゃんだもん。

これからもずっとずっと、永遠なんてないかもしれないけど、できるだけ永く、櫻坂46の森田ひかるでいて欲しいです。


そして、天ちゃん、夏鈴ちゃん。
るんちゃんのことを長く綴ったけれど、あの苦境を乗り越えられたのは、三人があの時期のセンターとしていてくれたからだって、buddiesみんな思ってるよ。
櫻坂になってからもずっとずっと、見えない影と闘いながら、苦しい思いしてきたよね。

森田ひかるは葛藤や強さ、山﨑天は友情や仲間、藤吉夏鈴は恋心や優しさ。
3人がいることで1人の人間のあらゆる感情を表現できていたあの時期の櫻坂の作品が私は大好きです。

櫻坂の物語を進めてくれてありがとう。
歩んでくれてありがとう。

一期生はもういない。
三期生が大きな力を持った戦士となり、四期生という多くの可能性を秘めた未来が加わり、これからももっといろいろな姿を見せてくれるんだろうね。

でも、その中で私はずっと二期生が大好き。
1番辛く苦しい時を、表に出さず、歯を食いしばり、そこに居続けてくれてありがとう。

これけらもあなたたち二期生が居続ける限り、私は櫻坂を応援し続けます!


国立競技場でのライブ、お疲れ様。
これからもまた新しい物語の続きを読ませてね。


大好きだよ。



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