「認められたい」と思った瞬間、仕事は苦しくなる。40代、50代からの「アナザー」という考え方
こんにちは、ジンです。
40代、50代になると、仕事をしていて、
ふとこんなことを思う瞬間はありませんか?
「こんなに頑張っているのに、なぜ評価されないんだろう」
「もっと結果を出さなきゃいけない」
「上司に認められたい」
「周りから、できる人だと思われたい」
僕も、ずっとそうでした。
家電販売の仕事を25年。
年間個人売上2億円という数字を追いかけ、
売上や評価と向き合ってきました。
でも、売れない時期に、
「売らなきゃ」と必死になるほど、
なぜか売れなくなったんです。
今振り返ると、
そこには大きな理由がありました。
自分のことばかり見ていたからです。
「アナザー」という考え方
「アナザー(another)」とは、
英語で「もう一つの」「別の」という意味です。
僕は、この言葉をあるビジネス本で、
自分の仕事、人生に、
当てはめられると学びました。
「認められるために頑張る」
それだけではなく、
「もう一つの考え方はないか?」
と考えてみる。
これが、僕にとっての「アナザー」です。
営業でも、まさにそうでした。
若い頃の僕は、
「この商品の良さを伝えなきゃ」
「今日、決めてもらわなきゃ」
「売上を作らなきゃ」
と、自分の数字ばかりを見ていました。
お客様の目の前にいるのに、
見ているのはお客様ではなく、自分の売上。
当然、
お客様が本当に困っていることも見えません。
そこで僕は、考え方を変えました。
商品の説明を急ぐのではなく、
「今、何に困っていますか?」
「今使っているものに不満はありますか?」
「一番大事にしたいことは何ですか?」
と、お客様の話を聞くようにしたんです。
すると、不思議なことが起きました。
売ろうとするのをやめたら、
逆に売れるようになった。
僕にとって、
これが営業人生の大きな「アナザー」でした。
「認められたい」が仕事を苦しくする
これは、
40代、50代の仕事にも似ていると思います。
「もっと評価されたい」
「自分の頑張りを分かってほしい」
「もっと認められたい」
そう思えば思うほど、
周りの目が気になってくる。
会議でも、
「こんなことを言ったらどう思われるだろう」
新しいことに挑戦するときも、
「今さら始めたら笑われるかもしれない」
と考えてしまう。
気づけば、
「自分が何をしたいか」
より、
「人からどう見られるか」
を優先している。
僕自身も何度もありました。
「こんなに頑張っているのに」
「これだけ会社に貢献しているのに」
そう思い始めると、
「もっと評価してくれてもいいだろ」
「なんで、あの人のほうが評価されるんだ」
と、不満が増えていきます。
そして、仕事の矢印が
「相手」から「自分」に向いてしまう。
これは営業でも同じです。
自分を良く見せようとするほど、
相手から離れていく。
だからこそ、もう一つの視点が必要なんです。
「うまくやる」より「役に立つ」
今の僕が仕事で大切にしているのは、
「うまくやろう」
ではありません。
「どうすれば、この人の役に立てるだろう」
です。
「うまくやろう」とすると、自分を見る。
「役に立とう」とすると、相手を見る。
この違いは小さく見えて、実は大きい。
40代、50代になったら、
一度考えてみてもいいと思うんです。
「俺は、誰のために仕事をしているんだ?」
会社のためなのか。
家族のためなのか。
お客様のためなのか。
それとも、
「認められたい自分」のためなのか。
人生を変えるのではなく、「もう一つ」を加える
40代、50代になると、
「今さら変えるなんて無理だ」
と思ってしまうことがあります。
でも、僕はそうは思いません。
今まで積み重ねてきた経験があるからこそ、
もう一つの道を作れると思っています。
25年間の営業経験も、
若い頃には価値が分からなかったことが、
今では誰かの役に立つことがあります。
失敗した経験も、売れなかった経験も、
悩んだ経験も、全部材料になる。
だから、
「今の人生を変えなきゃ」ではなく、
「今の人生に、もう一つを足してみる」。
それくらいでいいんです。
「認められること」から、
「誰かの役に立つこと」へ。
「自分を良く見せること」から、
「相手を見ること」へ。
「ひとつの正解」から、
「もう一つの可能性」へ。
これが、僕が考える「アナザー」です。
僕自身も、まだその途中です。
だから今日も、自分に問いかけています。
「今日、僕は誰の役に立てるだろう?」
そして、もう一つ。
「今までとは別の見方をしたら、何が見えるだろう?」
40代、50代からでも遅くない。
今の人生を捨てる必要もありません。
ただ、もう一つの視点を持ってみる。
その「アナザー」が、
今まで見えなかった景色を見せてくれるかもしれません。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
ではまた、
次の記事でお会いしましょう。
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