休日の外出は「賄賂」が必須!?防大生が傘をささない理由と、ディズニーで起きた奇跡。
土曜日ですね!今週も1週間、本当にお疲れ様でした。
月曜から金曜まで、「コミュニティとは!」「完璧主義を手放せ!」「エジソンと集合天才!」と、まるでビジネス書のように熱苦しい話を連発してしまいました(笑)。お付き合いいただいた皆様、本当にありがとうございます。
週末は一旦ビジネスの鎧を脱ぎ捨てて、頭を空っぽにして読める内容をお届けします。 今日は、私の青春時代である「防大(防衛大学校)」の、ちょっと笑える休日の裏話です。
休日は「命懸けの脱出ゲーム」から始まる

普通の大学生にとって、休日の外出なんて息をするように当たり前のことですよね。 むしろ平日から、自由ですよね。でも、我々は、平日は監禁されています。外界から隔離された防大生にとって、週末の外出は、まさに「命懸けの脱出ゲーム」です。
門を出るためには、上級生による地獄の「外出点検」をクリアしなければなりません。 アイロンのプレス線が数ミリずれていないか。靴は顔が映るほどピカピカに磨かれているか。少しでもホコリがついていれば、「お前、外出する気あるのか!やり直し!」と雷が落ちます。
特に1年生の最初は、上級生も意地悪をして何度も何度も落としてきます。やり直しを食らっているうちに、やっと外出の許可が出た頃には「もう夕方じゃん…」なんてこともザラにありました。
点検をクリアする最大のコツは「賄賂(お菓子)」
では、この理不尽なゲートをどうやってくぐり抜けるのか。 アイロンがけの技術?靴磨きのスキル? いいえ、違います。
最大のコツは、ズバリ「賄賂(わいろ)」です(笑)。
点検を担当する先輩の「好きなお菓子」を徹底的にリサーチし、前日までにこっそりと献上しておくのです。「先輩、明日よろしくお願いいたします…!」と、どれだけ上手く気分を良くさせておけるかが勝負の分かれ目。 若かりし頃の私は、この「お菓子という名の賄賂」を通じて、社会の厳しい(?)根回しと交渉術を学びました。
自衛官と警察官の「傘」の秘密

さて、賄賂を駆使してシャバ(外界)に出られたとしても、そこにはまだ鉄の掟があります。 外出中は常に制服の帽子を被らなければならず、さらに「雨が降っても絶対に傘をさしてはいけない」のです。
土砂降りでも傘はNG。必ず支給された「雨衣(雨ガッパ)」を着て歩かなければなりません。
これ、ちょっとしたトリビアなのですが、実は自衛官や警察官は、制服着用時に傘をさすことが規則で禁じられているんです。 言われてみれば、街中でパトロールしている警察官が、傘をさして歩いている姿って見たことがないと思いませんか?(両手を常に空けておくためなどの理由があります)。最初は恥ずかしいんですが、これもすぐに慣れてしまします。畳み方も決まっており、恐ろしいほど、コンパクトにたためるんです(笑)。
ディズニーで起きた「モーゼの奇跡」と、あの大事件の真相

そんなガチガチのルールに縛られていた私たちですが、ある夏の休日、同期たちと「たまには夢の国に行こうぜ!」と、東京ディズニーランドへ遊びに行ったことがありました。
夏の制服は、上から下まで「真っ白な礼服」です。 坊主頭でガタイのいい男たちが5〜6人、眩しいほど真っ白な軍服風の礼服を着て、ディズニーランドを歩いている異様な光景。
私たちが歩いていくと、前から来るカップルや家族連れが「えっ、何かのパレードの人?」とザワザワしながら、スパーン!と左右に避けていくんです。 そう、旧約聖書で海が割れる「モーゼの奇跡」のように、人混みのディズニーで私たちの目の前だけ見事に道ができました(笑)。
……ちなみに、そんな目立つ制服と厳しいルールが嫌で、こっそり私服に着替えて外出して遊び、それが上級生にバレた同期がいました。 その結果が、以前このnoteで書いた「連帯責任による、地獄の無限腕立て伏せ」です(笑)。今だから笑って話せますが、当時は彼に強烈な殺意を覚えました。
普通の青春とはかなり違いましたが、こんな理不尽で笑える経験があったからこそ、少々のことでは動じない「仙人のような胆力」が身についたのだと思います。
皆さんの学生時代や部活で、今思えば「理不尽すぎる謎ルール」はありましたか? もしあれば、ぜひコメント欄で笑わせてください!
土曜日。今日はゆっくり好きな服を着て(笑)、素敵な週末をお過ごしくださいね!
