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生成AIって、本当に時間の短縮になりますか?

 この記事の画像はGeminiに描いてもらったものです。簡単な指示文(プロンプト)を入れるだけで、ほんの1、2分で作ってくれます。
 文章校正もお手のもの。noteの記事は趣味なので生成AIは使っていませんが、メール文で失礼のないようにしたい時、繰り返しの言葉を避けたい時などに重宝しています。
 占い(私はホロスコープかタロットのみ)で運勢を予測する時も、ちゃんとしたデータを入れればかなり当ててくれます。
 お高いカウンセリングやコーチングをその辺の人から騙されて買うよりも、生成AIの方がまともな返答をしてくれます。これは確実にそうです。

 ただ、仕事で使うとなると、どうにも使いづらいところが目についてしまいます。

 この前、交流会で知り合った方が、こんなことをこぼしていました。
「生成AIを使うと、余計に時間がかかる」
 なんでも、出力してきたものが正しいのか?正しくないのか?を判断しなくてはならないため、その分の時間がかかるとのことです。
 生成AIを使おうが使わまいが、調べる時間は等しくかかるため、余計に時間がかかるのだとか。

 ここに生成AIの弱点が垣間見えます。
 生成AIは、責任を取ってくれないのです。
 だから、間違えてはいけないものや、緻密な思考力を要するものでは、結果をまるっと使うわけにいかないのです。

 それだけではありません。
 プロンプトを入力する人の能力でアウトプットがかなり変わってしまいます。
 能力がそこそこあって、かなり丁寧に(それこそ新人に指示を出すように)プロンプトを書いたのに、指示通りの判定をしてくれていないという現象まで起こっています。

 私にもこの手の経験があります。
 プロンプトを書いて、何回かテストして、「よっしゃ行けそう!」と確信を得てから大量処理をやらせた結果、ところどころ指示を無視したような結果が返ってきて唖然としました。

 こういう使い方をして出力してね(自分がやって上手く行った手法)を後輩に指示した後、上がってきたものを見て即座に却下したこともあります。
 「これだと目的が達成できないでしょ」とばかりに、その後の論理構成を結局自分でやったのですが、後でどんなプロンプトを打ったのかと確認して納得しました。
 こと仕事においては、かなり人間が詰めた後で生成AIを使わないと、フワッとした結果しか返ってきません。しかも自信満々に言うので、「これでいいんだ」と騙されてしまいます。

 生成AIは、ちゃんとその仕事に精通している人が使うのであれば、有用なツールになります。
 先に挙げたものとは別件で、論理構成を補強してもらったことがあるし、見落としを防いでくれたこともあります。

 ただし、「専門性がなくても誰でも使うことができる、プロンプトさえ入れれば全部肩代わりしてくれる」は、今のところは完全にウソです。
 今後さらに生成AIが賢くなれば、新人に毛が生えたような人でも大丈夫になる可能性はありますが、それでも結果をチェックするためには「わかっている」人が必要です。

 ということで、「生成AIに仕事を奪われる」未来は、まだ先なのではないかな、と思います。