不器用ですから、家の嫁
先日の試合も熱かった。スタジアムに響き渡る手拍子、選手の気迫、サポーターの笑顔。
試合が終わって家に帰り着いても、しばらくあの空気が身体に残っている。
いつも少し寂しくなる。
次の試合までの数日間で、あれだけあった熱狂が、すーっと冷めていくような気がするからだ。
「試合の90分を、次の試合まで続く物語にできないかな?」
そんなことを考えてしまう。……まあ、難しい話は置いておこう。本当は、単純にサッカーの話がしたいわけではない。
身内に対するリスペクトと、陰ながら応援したい気持ち。(※素直には応援しない。あ、でも何かしてもらったら「ありがとう」は言うよ。)
不器用ですから(嫁)
彼女は宮崎でダンススタジオをやりながら、地元のサッカーチーム、テゲバジャーロ宮崎のチアの演出にも関わっている。
子供たちにダンスを教える。チアの振付を考える。衣装を考える。メンバーを見る。試合当日の演出を考える。イベントがあれば、また動く。
「いつ休んでるんだ?」と思うくらい、真摯に動き回っている。
それだけ情熱を注いでいる。メンバーだって汗を流して頑張っている。
だからこそ、外野の俺は思うのだ。
彼女たちが作っている「情熱」は、もっともっと多くの人に届いていいはずだし、もっとたくさんの表現の場があっていいはずだ。
衣装ひとつ、パフォーマンスひとつ取っても、まだまだ新しい価値を生み出せるポテンシャルが隠れている気がしてならない。(※プライスレス)
もちろん、外から見ている俺には分からない事情もあるだろう。
契約もある。
権利もある。
様々な関係者とのバランスもある。
クラブとしての考え方もある。
だから、簡単に「こうすればいい」なんて言うつもりはない。それでも、
「まだまだ面白いことができるんじゃないか」という衝動が止まらないのだ。(※注:悪巧みではありません。)
嫁は現場の人間だ。目の前の子供たちやメンバー、次の振付、次の試合に
全力を注いでいる。
だったら、その魅力をもっと外側へ広げたり、陰から支えたりするのは、
俺が勝手に買って出ればいいんじゃないか。(※まだ売りに出されていないので、買えませんが……。)
「踊る」だけで終わらせたくない
チアのメンバーだってそうだ。踊って終わりじゃない。
サッカーの専門家じゃなくてもいい。スタジアムでサポーターと接している彼女たちだからこそ感じるものがある。
「この子、めちゃくちゃ喋れるじゃん」「レポーター向いてるな」「この子の視点、面白いな」といった、今まで見えていなかったお宝→才能の覚醒が
、、、、、。発現、発覚するかもしれない。
だったら、「ダンス枠」だけに閉じめておくのは窮屈だし、
狭すぎじゃあーりませんか?
言葉や動きで伝える場所があってもいい。
SNSで人気が出てもいい。(※注:炎上に気をつけて、コンプライアンスチェックを受けます。)。
地域のイベントに呼ばれるようになってもいい。
チアを皮切りに、その人自身の可能性を爆誕させる。
そんな場所がもっと増えたらいいなと思っている。
試合の90分だけで終わらせない。次の試合まで、サポーターの日常のどこかにテゲバがある。
そして何より、うちの嫁やチアのメンバーたちが宮崎で汗をかいて作っているものを、もっとたくさんの人に届けたい。
バカ凡のパパなのだ、、あ、間違い、
それだけなのだ。
本人たちは、目の前の現場に夢中だ。
だったら俺は、「これ、もっと面白くできるんじゃない?」と、
「妄想の呼吸」。
余計なお世話かもしれない。
嫁には「また何か企んでる……」と呆れられるかもしれない。(※注:ちなみに嫁にバレるように企んだことはない。9割冤罪。)
不器用と真摯はコインの裏と表、ま、嫁が良けりゃ別に、、、。
あ、ちなみに彼女。これだけ熱心にチームに関わっているのに、未だに
「オフサイド」の意味が分からないって言ってました。
そしてたぶん、そんな嫁を観察している俺の高校時代の得意技は「シャドウストライカー」。※注:不器用だから、ズルもする。よく審判や大きい選手の近くにいて、敵から見えないように心がけていました(笑)。
※この文章は、クラブから頼まれて書いたものでも、公式の発表でもありません。
嫁の仕事を陰からコソコソ見ている一人の夫が、「もっと面白くできるんじゃないかな」と勝手に考えている私的なエッセイです。
宮崎で汗を流しながら輝いているチアやダンサーたち、そしてテゲバジャーロ宮崎に一つでも多くの勝利に貢献できたら嬉しいです。
現場で必死に踊る彼女たちの弾けるような笑顔と情熱は、「熱量」として間違いなくこのスタジアムを彩る大切な存在だと俺は思っています。(※注:私感です。)
STUDIO.S
ダンスを通じて、宮崎の子供たちやチアメンバーが日々全力で活動しています。
テゲバジャーロ宮崎
試合情報やチアの出演情報、クラブの最新情報は公式サイトから。
よかったら、宮崎で頑張っている彼女たちを、一緒に応援してやってください。
ちなみにあるサッカー選手が、「監督が叫んでいる声は、何言ってるかよく聞こえないが、サポーターの声は届くんだよな」と言ってました。
信じるか、信じないかは、あなた次第です。
自信がない時は、AIに聞くと良い時もあるし、悪い時もある。
決めるのは、貴方です。
