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【人生論】40年の歴史が生む、絶対の信頼。私が起業した「本当の理由」と、小さな電話番号の誓い。

ビジネスでどれだけ成果を出し、どれだけ資産や立場を築いたとしても、それだけでは人生の幸福度は完成しない。

先日、幼馴染の親友のアジトで過ごした時間が、その答えを改めて教えてくれた。

場所は、郊外にある3階建ての一戸建て。 屋上に張られたサウナテント、膨らませたゴムプール、心地よい風が抜けるタープの下に用意されたBBQ。

決してお金をかけた豪華な邸宅ではない。誰もが子どもの頃に憧れた「遊び心」と「アイデア」が詰まった手作りの秘密基地だ。

(お酒が一滴も飲めない私は、いつものようにシラフのままだが笑)酒杯を交わす親友たちと懐かしい思い出話に花を咲かせていると、心の底から「ああ、今自分はめちゃくちゃ幸せだな」という感情が湧き上がってきた。

その多幸感の正体は、場所の美しさではない。「40年近く、人生のありとあらゆる『初めて』を共有してきた親友たちがそこにいる」というファクトだ。

1. 「こいつらをどうにかしたい」が、すべての起業の原点だった

彼らとの付き合いは、小学校1年生のときから始まっている。

決して恵まれた環境ばかりではなかった。みんなそれぞれに大変な家庭環境で育ち、泥くさく、もがきながら生きていた。

そんな彼らの姿を見て、若い頃の私は心に固く誓ったのだ。

「どうにかして、こいつらを俺が救ってやる。全員を幸せにしてやる」

私がリスクをとって起業した本当の原点は、綺麗なビジネスプランでも野心でもない。「大切な仲間を守りたい」という、あまりにも青く、純粋な義理と愛だった。

誰にも言わなかったが、最初に作った会社の電話番号は、彼らの誕生日の数字を組み合わせたものにした。

仕事でダイヤルを押し込むたび、「俺は何のために戦っているのか」を自分自身に叩き込むための、密やかな誓いだったのだ。

2. 「初めて」を共有してきたからこその空気感

私たちの間には、綺麗な思い出だけがあるわけではない。

  • 殴り合いの喧嘩も何回もした

  • 初めて下に毛が生えた時も、みんなで確認し合った

  • 初めて彼女ができた時も、自分のことのように報告し合った

  • 初めての経験も、興奮しながらシェアし合った

  • 虫取りに行き、旅に出て、時にはヤクザの事務所にカチコミに行くような無茶もした

大人になってから出会う人間関係には、どうしても「現在の肩書」や「社会的な仮面」がうっすらと挟まる。

だが、自分のいちばんダサく、青く、無邪気だった瞬間をすべて知っている奴らの前では、どんなカッコをつけても意味がない。

今でも私は、自分の事業の詳細を彼らには話さない。「色々やってるよ」と笑って濁すだけだ。

結果が出たからといって上から救うような真似はしない。仕事の利益や損得で、この40年の宝物を1ミリも濁らせたくないからだ。ただ自分が圧倒的に強くなり、彼らの前では昔のままの「あいつ」で居続けることこそが、私の美学なのだ。

3. 「主人公」として生きるということ

人は誰しも、自分の人生という物語の主人公だ。

主人公なら、大切な仲間を絶対に裏切らない。 主人公なら、関わったみんなを絶対に幸せにしようとする。

お互いがお互いの「ダサい部分」も「カッコ悪い部分」もすべて知った上で、手作りのサウナやプールで対等に笑い合える空間。

損得勘定も利害関係も1ミリも存在しないその場所は、どれだけ金を積まれても買えない、人生最大の財産だ。

人生の最後に残るのは「誰と笑ったか」だ

ビジネスという過酷な現場で戦い続ける中で、「そもそも何のために走っているのか?」と迷う瞬間があるかもしれない。

だが、私の答えは40年前からずっと変わらない。

「大切な仲間たちと、こんな最高の時間を過ごすため」

どれだけ社会的に成功しても、一人ぼっちで孤独にシャンパンを飲んでいるような人生は退屈だ。

少年時代の泥臭い思い出を笑い飛ばし、「あの時こうだったよな」と腹を抱えて笑い合う。その瞬間のために、私たちは今日も本気で仕事と向き合うのだ。

自分の中にある原点を忘れるな。

仲間と笑い合える最高の人生を、自分の手で掴み取りに行け。

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