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妻のハンドメイド、サンキューカードだけClaude Codeに書き分けさせたら、リピート率が2割→4割まで動いてきた3週間の話

こんにちは、まるなげ社長です。

今日は妻がやっているハンドメイド副業の話です。私はいつもデザイン案出しとminneの商品説明文の下書きを手伝う裏方なんですが、今回はまた別の"1点"だけAIに任せてみました。それが、購入後にお届けする「サンキューカード」の文面です。

ハンドメイドは月13個・約12,000円ラインで半年以上ずっと横ばいでした。売上を伸ばすには単純に販売数を増やすか、リピーターを増やすかしかありません。妻はもう作れる量の上限が見えているので、私たちは残った選択肢=リピート率のほうに寄せることにしました。

ちなみに私たちが定義しているリピート率は、その月に販売した人のうち"過去にも1回以上買ってくれたことがある人"の割合です。これまでは13人中2〜3人くらいで、体感2割前後をずっとうろうろしていました。

結論から書くと、サンキューカードの文面だけClaude Codeに1枚ずつ書き分けさせた結果、3週間でリピート率が体感2割→4割まで動いてきて、月13個から月15個ペース、金額でも月12,000円ラインから月13,500円ラインまで少し押し上がってきた話です。


直近3週間で見えてきた数字

まず数字を先に置いておきます。半年ぐらい横ばいだった数字が、サンキューカードだけ触った3週間でどう動いたかです。

販売数は月13個から月15個ペース。リピーターの人数が月2〜3人から月5人まで増えて、リピート率で言うと体感2割→4割です。1人あたり買ってくれる個数も1個から1〜2個に上がって、客単価が900円→950円くらいに少し伸びました。

手取りベースだと、月11,700円ラインから月13,500円ラインまで、じわっと2,000円弱。跳ねてはいないですが、ずっと横ばいだったカーブが上向きに変わったのは久しぶりで、妻が「今月なんか受注メール多くない?」と気づいたのが最初のきっかけでした。

作業時間は逆に減っています。妻はこれまでサンキューカードを1枚ずつ手書きしていて、1枚5分くらい、月13個で60分以上かかっていました。

今はClaude Codeが1枚30秒で下書きを出してくれるので、妻はそれを手で清書するだけです。1枚1分半くらいで終わって、月20分ちょっとまで縮みました。

サンキューカードをClaude Codeに書き分けさせた3ステップ

やっていることはシンプルで、3ステップに分解できます。私が仕組み側を作って、日々の運用は妻が回しています。

①購入者情報3点をテンプレに詰める

Claude Codeにサンキューカードの下書きを頼むとき、私が最初に固定した3点があります。購入商品、購入者コメントの有無、購入者のプロフィール欄からわかる雰囲気(子育て中、事務職、猫飼い、みたいな粒度)です。

この3点を1枚1枚コピペするフォーマットを妻用に作りました。妻はminneの管理画面を開いて、3点を手で埋めるだけ。ここが唯一の手作業で、1件30秒くらいで終わります。

②商品と季節に合わせた一言を出す

次にClaude Codeに、その3点+今の季節(8月なら残暑)+その商品を使う場面を渡して、80〜120字のサンキューカード文面を3案書いてもらいます。1案がいわゆる無難な"ご購入ありがとうございました"文で、残り2案は購入者の温度感に寄せた文面です。

妻の希望で、絵文字は使わない・過剰な敬語は避ける・妻の口癖である「〜してもらえたら嬉しいです」を必ず入れる、というトーンだけは私が固定プロンプトに書き込んでおきました。ここを渡しておかないと、Claude Codeはどうしてもきれいすぎる文章を出してくるので、"少し崩す"設定が地味に効きます。

③家族の温度感で仕上げる

最後に、3案のうち妻が"これが一番自分っぽい"と思ったものを1案選び、そこに1〜2行だけ手書きで足します。今日の天気の話とか、その商品を作ったときの小さいエピソードとか、AIには絶対書けない部分です。

この"最後の1〜2行を人が書く"というルールは妻からのリクエストで、これがないとカードが機械的になって「AIに任せた感」が出るからやめて、と言われました。結局、この最後の1〜2行がリピートの決め手になっている気がします。

1枚ずつ書き分けて見えてきた3つのこと

3週間回してみて、思っていたのと違ったことが3つありました。

温度感の統一が"再購入"を呼ぶ

これまで妻は1枚ずつ手書きしていて、忙しい日は文面が短く、余裕がある日は長く、日によってブレていました。Claude Codeに任せてからは温度感が揃うようになって、リピーターの人から「前と同じ雰囲気で嬉しかったです」というメッセージが増えました。統一されている安心感がリピートを呼ぶ、というのは意外な発見でした。

コメント履歴があると精度が跳ねる

minneのDMやコメント履歴がある購入者に対しては、Claude Codeが出す文面の"刺さり方"が明らかに違いました。過去のやり取りをコピペしてから書き直させると、初回の購入者向けとは別物の文面が出てきます。逆に情報ゼロの初回購入者だと、どうしても無難な文面止まりでした。

まとめ書きより1枚ずつの方が刺さる

最初は「月末に13枚まとめて生成」でいいかと思って試したんですが、これは失敗でした。まとめて出すと文面の類似度が上がって、AIが書いた感が出てしまいます。1枚ずつ、1件発送するたびに3案出す運用にしてから、文面のバラつきが自然になって、感想メッセージの返信率も上がりました。

効いたこと、効かなかったこと

効いたことはリピート率2割→4割と、手作業時間が月60分→月20分に減ったことの2つです。金額の伸びは月+1,800円と地味ですが、妻の手が空いた40分で新作を1個多く作れるようになったのが実は大きくて、来月はこの40分分がじわっと月販売数に効いてくるはずです。

効かなかったのは、新規購入者の初回リピート率です。初めての人には情報がなさすぎて、Claude Codeも凡庸な文面しか出せません。

試しに"想像で書いて"と指示したら、逆に嘘っぽい文面が出てきて、妻が「これは無理」と全ボツにした案件もありました。結局、初回だけは妻が普通に手書きするパターンに戻しています。AIに全部任せようとせず、手作業と混ぜたほうがうまく回るのは、他の副業と同じでした。

今回改めて感じたのは、副業でAIを効かせるなら、いきなり全部を書き換えるより、"1枚ずつ書き分ける"みたいな一点集中のほうが数字が動きやすいということ。妻の作業リズムを崩さず、私は仕組みだけ整える。この分担がちょうどよかったんだと思います。

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