【コード共有】ただ知識を足しても agent は賢くならない 新しい記憶設計パターンの提唱と実装
「agent は、知識を足せば足すほど賢くなる」
素直に考えると、そうなるはずです。docs を書き、CLAUDE.md に規約を足し、skill を整備する。
実際、僕もみなさんと同じようにハーネスを育ててきました。
ところが、ある種の失敗だけは いつまでも消えません
書いてあるのに、読まない。
docs は手元にある。手順も注意書きも、agent が読める場所にちゃんと置いてある。それでも肝心の瞬間になると、agent はそれを見ずに別のやり方で走り出す。知識を足しても直らない。むしろ足すほど、常時読ませる文章が context を圧迫していく。で、結局どうすればいいんだ?と。
しばらく付き合ってみて、見立てが変わりました
人間の記憶で言えば、「覚えている・知っている」という層とは別に、運転中にウインカーへ勝手に手が伸びるような、場面に紐づいた記憶の層があります。agent に欠けていたのは、こっちでした
今回、これを実装してみました。
新しい記憶のスタイルと、それを運用に載せるときに押さえておきたいハーネスのパターンを作りましたので、シェアします。
仕掛け自体は、拍子抜けするほど小さいものです。ただし、いつ効かせて、どこで黙らせるかの設計を外すと、ただうるさいだけの装置になります。
表面だけを再現しても、おそらく本来の価値は出ません。
どんな記憶のスタイルなのか。なぜ CLAUDE.md に書き足すだけでは届かないのか。どう組み込み、どう抑制するのか。そして前回書いた「マクロとミクロ」の構造の中で、これがどの隙間を埋めるのか。
本編は有料ゾーンで解説します。ソースコードに加え、ミクロ側のおまけもつけています。
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