専業主婦のモチベーション
専業主婦である自分にコンプレックスを強く抱く時期がありました。
“あるある”ですかね。
現在も専業主婦ですが、過去のようなネガティブな感情はなく
むしろ誇りに感じるほど。
今日はその経緯を綴ろうと思います。
5人家族、姉兄がいる末っ子。父親は自営業、母はパート。
小学生低学年のとき、阪神淡路大震災の影響で家計が苦しくなっていったのを子どもながらに感じたのか、(家族の空気間は冷え切っていた覚えあり)
自分に必要なお金は自分で稼がないといけないと思い
高1の春からアルバイトを始めました。
専門学校の進学は奨学金と特待生制度の試験を受けて一部免除してもらえたり。
今考えると勿体ない!!と思えますが当時、2年制の残り半年のところで卒業制作期間で授業料50万を出すくらいなら今辞めて先に働く!と親への相談なしに退学。
働く!といったものの私はアホアホ大魔神で世間知らずで甘すぎた。
色々あり、借金も抱えてしまいます。
それでも自分でなんとか生活しないと、、紆余曲折しながらも
社会人になり、『働く=稼ぐ=正しい』思考が定着します。
29歳まで突っ走れましたが(途中危険信号チカチカしてましたよ)
精神的な病を発症してしまい、有給を使うも復帰に至れず退職。(飲食のお店で店長をしていた頃です)
退職後、なんやかんやありましたが今の主人と入籍をし、
そこから私の専業主婦生活が始まります。
現在は39歳、主婦10年目です。
◇『既婚・子無』期
精神疾患の治療に専念するはずが、
働いていないのに生活していることへの劣等感や歯がゆさ(焦り不安)に
に耐え切れず働きに行く
⇒調子を崩す
⇒病気が悪化
⇒続けれない、という負のスパイラル
◇『既婚・子あり ※第一子』期
子どもが生まれ、育児に家事に一生懸命だったけど、
どこか物足りなさを感じる自分。
主人は外に出てなんぼの仕事。
近くに頼れる身内もいなことから孤独感も強く情緒も不安定。
育児をしながらでも自分で稼ぎたい、社会とつながっていたいと思うものの
2人目を視野に入れていたりアルバイトをするために子どもを預けるための手続きの手間や費用を考えたときにあまり効率的には思えなかったり、
何より自身の不安定さに悶々としていました。
この時期も病気とも向き合う作業をしていましが
長女が2歳とちょっとの頃、
ある出来事がきっかけで大きい凹の波にのまれまして。
色々溜まってたのでしょう、
これでもかぁぁぁぁっっっつ!!!!!ってくらい大泣きして心の膿という膿がここぞとばかりに溢れて。
出し切ったところで私の中でカチっとなにか歯車が合わさり、ゆ〜〜〜っくりなにかがまわり始めて、その時
「あ、私これもぅ大丈夫やわ」すん。と冷静になりまして。
そこから、心の病気のことや自己理解・自己分析など
今までとは違う熱量で真剣に己と向き合う作業をすすめ、自己流で抑鬱を克服。約6年かかりました。
心の声に耳を傾けているうち「こんなことやってみたい」という気持ちが芽生えはじめます。
◇『2人目の妊娠、出産、子育て』期
「ますの木」として、その時その環境でできることをできる範囲で少しずつ行動していくうちに自然と専業主婦へのコンプレックスというものはなくなっていきます。
寧ろ、専業主婦の期間を活かそう、と。
ちなみに主人は付き合いも長く、
寄り添ってくれて心身共に支えてくれました。
最初から現在のように理解してくれていたわけではなく、
何度も話をして、ぶつかって、修正して。
見捨てずにいてくれて感謝です。
経緯はそんな感じ。
要約しますと、専業主婦にコンプレックスを抱いていた1番の原因は
己を知らなさすぎた、から。
自分のことを理解出来てなくて、
そこに存在する価値が分からず自信がなかったから。
そして頭で考えてばかりで行動にうつせない自分がいたから。
まわりに育休のママが多く、出産して仕事へ戻るのが当たり前の風潮にも流されてしまいました。
自分を知ることは他人を知ること
自分を大切にすることは他人を大切にすること
大事にしている言葉です。
ありがたいことに主人の収入だけでも
贅沢は出来ずとも生活はまわせている環境に恵まれていたと思います。
子どもが産まれて夫と何度も話し合いを重ね、夫の職業や勤務体制を考慮し、
2人で決めた私の専業主婦の道。
それまでの『働く=稼ぐ=正しい』の思考はなく、
『夫の仕事の頑張り&出世や評価=自分や家族の頑張り&評価』と捉え、
家のこと平日の子どものことにちょっとした責任感というか、、、
ゲームのミッションを任されたようなワクワク?感も。
そして義母から第一子のときから「子どもが小さいうちにお母さんもいっぱいあそんどきや~」と教えがあり、
すぐにはその意味が分からなかったけど、
素直に受け止めれたとき背中を押してもらえた言葉です。
家と子どものこと、家庭を大前提に、
そのうえで自分のやりたい道を進めていく、
そんなスタンスに変わり、
いつしか滋賀に移住して食堂を構え、
家族や地域の方々が集う場を提供し、その先のビジョンを夢見るようになってしまいました。
今は修行中です。
専業主婦の経験は必ず活きるはず。
・思うようにならない環境、予定の進め方
・子育て(人材育成、とは違いますが。笑)
・お金の管理
・暮らしやすい家庭環境づくり
・家族の健康をまもる食
・主人が仕事に集中できるようなサポート
・自己管理能力
・ママ友という特殊な人間関係によるコミュニケーション能力
・自治会との関わり
専業主婦のほうが良い!とか
ワーママのほうが偉い!とか
子どもが小さいうちは母親が傍にいるべき!
とかそんなのはどうでもいいのです。
家庭により異なりますもん。
現在私に課せられているのは
「家族が健康で我が家らしく楽しく暮らすこと」あと「ますの木のビジョン」
責任重大ですが、“日々是燦々”
慌ただしい毎日のなかでいろんな感情を感じながらいろんな景色をみながら。
ある友人に言われたことがあります。
カナコちゃんの家族は「船長が夫で舵取りがカナコちゃんだね」まさにです。
そんな大役を担っているといのが
専業主婦としてのモチベーションに繋がっているのかも。
