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上司から『冷酷』と言われた、元限界ワーママ

退職前のフィードバックで上司から『冷酷』と言われた。

衝撃的な言葉をもらったフィードバック面談を終えて、なんだか納得してしまった。そんな働き方をしていたから、辞めることになってしまったのだろう。わたしがなぜ冷酷と言われるような働き方をしていたのか。

限界ワーママだったからこそ、代わりがいる歯車になりたかったのだ。


『冷酷』と言われた働きぶり

子どもが生まれてからは、それまでの楽しい仕事の日々から一転して綱渡りの毎日になった。

プロジェクトマネージャーであったわたしは、自身の不在ですぐにプロジェクトが止まってしまう状況にあった。第一子生後半年で復職した当時は保育園のお迎えによる時間の制約や、子の体調不良による突発的なお休みが続いた。第二子を妊娠した後はそこに自分の体調不良も加わった。そんな中、何とかプロジェクトが止まらないように毎日をやり過ごすのに必死だった。

そして、歯車としての仮面をかぶった。

わたししかできないことは作らないように。わたしだから協力してくれる、という関係性は作らないように。代わりの人にいつでも仕事も、取引先や関係者との関係性を引き継げるように。

そんな風に働いていたのが上司には『冷酷』にうつったようだ。

上司の願いは部下がモチベーション高く仕事に取り組むこと

「もっとあなたのしたいことを表現してほしい。あなたらしさを出してほしい」

仕事をしていた時に1on1のたびに上司に言われた。そうしたら敵もできるが、熱烈に応援してくれる人も増えるから。そんな風に激励された。

当時はそれを冷めた気持ちで聞いていた。上司がわたしとコミュニケーション取る目的が『部下にモチベーション高く仕事をしてもらうこと』だったから。

わたしは仕事のモチベーションなんて高めたくなかった。

モチベーション高く仕事するよりも、体調が悪い時は休みたかった。子どもの体調不良で仕事ができない時に深夜にキャッチアップするのも嫌だった。

上司はモチベーションが低すぎるわたしという人間には興味がなさそうだった。だから、歯車の仮面をかぶり、仕事モードで1on1も対応した。

理解者がいない中では仮面をかぶっても無駄

ふり返ってみると、歯車の仮面をかぶる作戦は完全に失敗していた。

わたしは上司に『冷酷』と言われる働き方をしていた意図を伝えられなかった。意図がわからない上司はわたしの代わりを用意してくれることもなかった。歯車の仮面をかぶったけど、代わりの歯車がないから、ただただ無意味に自分を歯車に押し込めていただけだった。そうして妊娠中の体調不良やプロジェクトの状況も重なり、同じ環境で働きたくなくなってしまった

きっとまずは仕事仲間と人としての信頼関係を作った方がよかったのだろう。仕事に関する信頼関係ではなく、仮面を被る意図も説明できるような信頼関係。そうしたらこんな環境で働けない、と見切りをつける前に働き方の調整もできたのだろう。

限界ワーママが歯車の仮面をかぶるなら、理解者は必須だ。

人のふり見てわが振りなおせ。

仕事だけにフォーカスするのではなく、その人自身への興味を持ち、信頼関係が作れるようにしたい。


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メラミン|1歳3歳の母 こんなところまでお読みいただきありがとうございます! なにか心が動きましたら、チップでお知らせいただけるととってもうれしいです。