書き終えたあとに見直したい、WEBライター向けチェック項目10選
記事を書き終えた瞬間は、達成感がありますよね。
「何度も読み返したし大丈夫」
「誤字脱字もなさそう」
そう思って公開したあとに、なぜかミスを見つけてしまった……
という経験がある方も多いのではないでしょうか。
実は、文章は自分で書いたからこそ見落としやすくなります。
これは経験の有無に関係なく、誰にでも起こることです。
私自身、校正の仕事では「誤字脱字を探す」だけではなく、
「読者が違和感なく読めるか」という視点で確認することがあります。
内容が正しくても、読みづらさや小さな違和感が積み重なると、
読者は途中で離れてしまうこともあります。
今回は、記事を読みやすく整えるために確認したいポイントを
10個紹介します。
公開前のチェックリストとして使ってみてください。
1. 数字表記が統一されているか
記事の中で、数字の書き方が混ざっていないでしょうか。
例:
・3日
・三日
どちらが正解というより、「統一されているか」が大切です。
校正でも、内容そのものだけでなく、
表記ルールが揃っているかを確認します。
読者は無意識に読んでいるため、
小さな違いでも積み重なると読みにくさにつながります。
2. 全角・半角が混ざっていないか
意外と気づきにくいのがこれです。
例:
・10kg
・10kg
また、
・Web
・WEB
なども記事内でバラついていないか確認したいところです。
細かいことのように思えますが、
整っている文章は全体の印象も変わります。
3. 同じ語尾が続いていないか
例えば、
「〜です。」
「〜です。」
「〜です。」
このように同じ語尾が続くと、
内容が悪くなくても単調な印象になることがあります。
校正では「間違い」ではなくても、
文章のリズムを確認することがあります。
全部を変える必要はありませんが、
少し変化をつけるだけでも読みやすくなります。
4. 一文が長くなりすぎていないか
書いていると、説明を足しているうちに文章がどんどん長くなることがあります。
自分では自然に感じても、読む側は途中で何を伝えたいのか分からなくなることがあります。
一文が長いと感じたら、
「ここで区切れないか?」
と考えてみるのがおすすめです。
校正では、自分の文章ではないからこそ違和感に気付きやすいことがあります。
逆に言うと、自分の文章ほど気付きにくい部分でもあります。
5. 「てにをは」が不自然ではないか
「は」「が」「を」「に」などの助詞は、一文字しかありません。
でも、その一文字で文章の印象はかなり変わります。
例えば、
「初心者におすすめの方法」
と
「初心者がおすすめの方法」
は、意味が大きく変わります。
前者は「初心者向け」、
後者は「初心者が人におすすめする方法」という意味になります。
このように少し違うだけでも、
・意味が伝わりにくくなる
・読んだ時に引っかかる
ことがあります。
目で読むだけでは気付きにくい場合は、
声に出して読むのも効果的です。
6. 同じ言葉を繰り返していないか
無意識に同じ言葉を何度も使っていることがあります。
例えば、私が記事を書き始めた頃の例ですが、
「この記事ではおすすめの方法を紹介します。この方法は初心者にもおすすめです。また、時間がない方にもおすすめです。」
と書いていました。
これを、
「この記事では取り入れやすい方法を紹介します。初心者でも始めやすく、忙しい方でも続けやすい内容です。」
とすることで読みやすさが大きく変わります。
書いている本人は気にならなくても、読者は意外と繰り返しに気付きます。
同じ言葉を繰り返すこと自体が悪いわけではありません。
強調したい場面もありますが、
無意識に続いていないか確認してみるだけでも印象は変わります。
7. 見出しと本文にズレがないか
見出しで「3つ紹介します」と書いているのに、
本文では4つ説明していた。
これは意外と起こります。
記事を書いている途中で内容を追加したり削ったりすると、
見出しだけ修正を忘れることがあります。
校正では文章だけでなく、
構成全体をみて整合性が取れているかを確認することも大切です。
本文だけ見直して終わりではない、ということですね。
8. コピペの消し忘れがないか
WEB記事では、過去記事や下書きを参考にすることもあります。
そのときに起こりやすいのが、
・仮タイトルが残っている
・前の記事の表現が残っている
・メモ書きが消えていない
といったケースです。
意外と「そんなことある?」と思うようなものほど、
そのまま残っていることがあります。
私自身、後で気づいて顔から火が出るほど恥ずかしい思いを。
これまでに何度もしています。
時間に追われているときに限って起こしやすいので、
まさに急がば回れの余裕が大切ですね。
9. リンク先や引用元は正しいか
WEB記事ならではの確認ポイントです。
文章自体が問題なくても、
・リンクが切れている
・別ページに飛ぶ
・引用元が違う
ということがあります。
読者からすると、リンクのミスは意外と目につきます。
小さなことですが、信頼にも関わる部分です。
10. 「自分が知っている前提」で書いていないか
個人的には、これがかなり大事だと感じています。
書いている本人は理解しているので、
つい説明を省略してしまいます。
でも読者は、
必ずしも同じ知識を持っているわけではありません。
例えば専門用語を使うなら、
「初めて聞く人でも分かるか?」
と考えてみるのがおすすめです。
校正では文章だけを見るのではなく、
「初めて読む人が理解できるか」という視点を意識することがあります。
読者目線に近い確認と言えるかもしれません。
校正はミス探しではなく、読者のための確認作業
校正というと、「誤字脱字を探す作業」をイメージする方もいるかもしれません。
もちろんそれも大切ですが、実際はそれだけではありません。
・読みづらくないか
・違和感はないか
・読者が迷わないか
そんな部分も確認しています。
最初から全部意識しようとすると大変ですが、
一つずつ取り入れていくだけでも文章は少しずつ変わっていきます。
私自身も、自分の文章ほど見落としやすいと感じることが今でも常にあります。
記事を書き終えたあとに、
今回の10項目を公開前チェックリストとして使ってみてください。
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