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200冊読んで、19冊だけ残した。 ~「知識」を集める人生から、「知恵」を使う人生へ~

読書とは何か。
学ぶとは何か。
豊かになるとは何か。

そして、自分の人生を
どう設計するのか。

200冊のお金の本を読んだ
コーディー・サンチェスが
見つけた「豊かさ」の正体


▼はじめに


お金について知りたい。

そう思ったとき
僕たちは本屋へ行く。

「お金持ちになる方法」
「資産を築く方法」
「成功する人の習慣」
「投資で勝つ方法」

そんなタイトルが
並んでいる。

一冊読めば、少し
賢くなった気がする。

二冊読めば、もっと
分かった気がする。

十冊読めば、かなり
詳しくなった気がする。

では、100冊読んだら
どうなるのか。

きっと、人生は
大きく変わっている。

……そう思いたくなる。


しかし
コーディー・サンチェス
の話は、そこに静かな
違和感を投げ込んでくる。

彼女は、お金を稼ぐこと
について書かれた本を
200冊以上読んだ。

そして
そのうち50%は
「ほとんど
 役に立たなかった」

さらに25%は
「間違っていると思う」

そして、自分の金融人生を
大きく変えた本は
わずか19冊だったという。

この数字だけを見ると

「じゃあ、その19冊を
 読めばいいのか」

と思うかもしれない。

僕は、少し違うと思う。

重要なのは
19冊という数字ではない。

200冊読んだ人間が
最後に何を残したのか。


そこにある。

なぜなら
お金について学ぶことは

「知識を増やすこと」

では終わらないからだ。

むしろ
本当に重要なのは

知識を選別し
原則に変え、行動に変え

最後には
人生そのものに
組み込むこと


なのだと思う。

今回紹介するのは

「お金持ちに
 なるための19冊」

ではない。

その19冊を通して
見えてくる

お金との
付き合い方そのもの

についてである。





▼コーディー
サンチェスとは
何者なのか


まず、彼女について
知っておきたい。

コーディー・サンチェスは
現在、Contrarian Thinkingを
率いる起業家・投資家
メディアパーソナリティである。

ただし、最初から
「お金のインフルエンサー」
だったわけではない。

彼女はアリゾナ州立大学で
ジャーナリズムを学び
早くに卒業。

メキシコのフアレスで
取材を行い

国境地域の問題を報じ
その仕事で
Robert F. Kennedy
Journalism Awardを受賞した。

その後
金融の世界へ移る。

Vanguard、Goldman Sachs
State Street、First Trustなどで
キャリアを積み

プライベート・エクイティや
投資の世界で経験を重ねた。


そして現在は

金融メディア企業である
Contrarian Thinkingと
Main Streetの中小企業への
投資・買収を行う事業を
展開している。

ここが、今回の記事を
読むうえで重要だ。

彼女は

「お金について
 本を書いている人」

ではない。

金融の世界で働き
企業を見て、投資をし
実際に
事業を所有してきた。

彼女自身も

「I Don't Just Teach. I Do.」

ただ
教えるだけではなく
自分でもやる。


という姿勢を
掲げている。

そして彼女が現在
強く語っているのが

Ownership(所有)

という考え方だ。

Contrarian Thinkingでは
洗濯店、カーウォッシュ
屋根工事、塗装
ハンディマンなど

いわゆる「地味な」
Main Streetのビジネスに
注目している。

派手な
テクノロジー企業だけが
富を生むわけではない。

人が毎日必要とする

「地味だけれど
 なくならない仕事」

にも、事業としての
価値がある。

ここに
彼女の思想がある。

だから今回の19冊も

「株で一発当てる」
「短期間で大金を稼ぐ」

という話
だけではない。

むしろ

どう考えるか。
何を所有するか。
どう増やすか。
どう守るか。

そして、最後に
何のために使うのか。


その一連の
人生設計として
並べられている。

彼女は19冊を

「Make It」
「Build It」
「Keep It」
「Enjoy It」


という
4つに分けている。

稼ぐ。
築く。
守る。
楽しむ。


この順番が
とても面白い。





▼「Make It」
お金の前に
自分のOSを変える


最初に紹介されるのが
キャロル・ドゥエックの
『Mindset』である。

ここで語られるのは
お金のテクニックではない。

もっと手前にある

「自分は
 変われる人間なのか」


という問題だ。

人間の能力や知性は
努力や学習によって
伸ばせる。

そう考えるのが
「成長マインドセット」

反対に

「自分は
 こういう人間だから」

と能力を
固定的に捉えるのが
「固定マインドセット」だ。

この違いは、一見すると
自己啓発の話に見える。

しかし、実際には
お金の話とも
深くつながっている。

なぜなら
「自分には無理だ」と
決めた瞬間

学ぶことも
試すことも
失敗することも
終わってしまうからだ。

コーディーが
動画の中で紹介している
印象的な考え方がある。

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