枯渇
無垢な結末を堪能し、システマチックな夢を捕食する君たち、退嬰的な奴らが示す意味から解き放たれ、互い違いになるだけだと、今から飛び立ち、黄昏に消え去る鳥たち、陰湿な所以を放つ体制側の連中、履歴を消去して、絶えず襲いかかる焦燥感から逃げ出し、炎症している面影や、拗れる後先や、揺れ動く結末、裁かれるために生まれた君たちの業や、たちまちに現れる緻密な理由との乖離がある、と語る学者たち、理由付けられた途端に、本質とは、醜くなるのだと、落ち込む君の荒んだ後ろ姿、がんじがらめになった思いは、肝心なものを喪失し、今にまだらになった思いを統合し、統制されるだけの毎日を蛇行する人々、重複する思いの端々を切り取る私は、最善策なんかを謳っているような輩が崇める世界や、災厄を生み出すまどろみからの灰燼、自堕落な君たちのバグを直すために呼ばれたエンジニアや、厭世観を孕んだ彼女のランダムな今朝、発狂している人々が静観している今が擬態化し、頼りないギミックを破壊し、罪が充当したり、正義による犠牲が生み出して、今を絶えず騙すだけに至らせるような思いの撹乱により、傷ついた君が語る、居心地の悪い世界ではあるが、もう一度、愛してみたい気持ちもあり、あらゆる偏見を超越して、与えられた価値に落胆したり、悲観したりと、忙しく蠢くだけの現在から気後れしたり、着膨れしたり、記号化したり、暗号化したり、支配されたり、芝居をしたり、仕方なく愛していると囁いたり、今に嘯いたり、裏切り続けては、今に手懐けられずに、孤独に今を堪能する。
