記憶
虚構ばかりが迫る窮屈なベランダ、合わないガラスの靴を並べて飾る、承認欲求に狂っているシンデレラや畏怖や、表現に固執するだけの、藝術的な空腹、復元されるための現実、ずさんな君たちの退路、復唱される宣言の最中に迫る断末魔、基礎を破壊するために生まれた私は、枢要な起源の狭間で、自己との対峙を続け、騒音に塗れた都会から超越し、凡庸な吐瀉物に塗れた、退屈な論理の巣窟に住まう老フクロウの哲学者との、対話を続け、形容されるものから逸脱し、前頭葉に磔にされた、前衛的な神や、誰かが促したプロセスに反し、リリカルに今を昇華させ、誰にも邪魔されずに、今に機能するものが、もたらす憎しみの数々、加速して行く所以や、藝術的な伴侶を引き連れ、何かを引き合いに出すだけの、打算的な奴らが収納する正義の犠牲になった人々、感情の中で、延焼し続ける火が、やがて、全身に燃え移り、全てを、燃やし尽くし、その場には、永遠に取り残された自分が存在し、その場で、敷衍していく思いが、誰かに虐げられても尚、健気に今を育てては、手懐けられずに、今を超越するような、軽やかさを用い、延々と引き合いに出されている価値を飛び越え、しなやかな精神を携え、誰にも、たぶらかされずに、唆しては、誰彼構わずに、騙すような情報を利用し、今に君を拘束するような輩を退治する。
