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海外ニュース_07/04/2026

 サムネは、爆破遺棄されたアメリカ軍の輸送機とヘリの残骸だ。イランのイスファハーンに近い。撃墜されたF-15Eの兵装士官は、イラン国内で行方不明になっていたが、アメリカ軍によって無事に救助された。

Le 64' - L'actualité internationale du dimanche 05 avril 2026 - TV5MONDE

 朱色がF-15Eが空爆していた地点で、蓬色が墜落地点だ。F-15Eは二人乗りで、前席のパイロットは、救助に向かったアメリカ空軍によって、すぐに見つかり、救助されたが、後席の兵装士官が見つからなかった。

ABC World News Tonight with David Muir Full Broadcast - April 5, 2026

 これが荒野に残されたF-15Eの脱出装置だ。座席とパラシュートがある。後席の兵装士官は大佐で、脱出時に右足首を骨折した。彼はイスファハーン方向に向かい、2,000m級の岩山に登り、岩陰に隠れて36時間を過ごした。
 
 パイロット救出時には、アメリカ空軍も50名ほどのチームを派遣して、前席を回収したが、後席は時間が経過したため、イラン軍や地元住民による山狩りが始まり、重包に陥り、捕まるのは時間の問題となっていた。

F-15パイロット奪還!C-130を自爆破壊した“戦史級救出作戦”の全貌

 そこでアメリカ軍は、救出作戦から特殊作戦にミッションを変更した。2011年のビン・ラーディン殺害作戦や、映画『ブラックホーク・ダウン』で有名なアメリカ陸軍ヘリコプター部隊、ナイトストーカーズを呼んだ。
 
 正式には 第160特殊作戦航空連隊(160th Special Operations Aviation Regiment (Airborne), 160th SOAR)と言い、俗にナイトストーカーズ(Night Stalkers)と言われる運び屋だ。特殊部隊をタクシーする。
 
 映画でも言っていたけど、 "Night Stalkers Don't Quit"(ナイトストーカーズは諦めない)、"Death Waits in the Dark"(死は闇で待つ)をモットーとする。全機真っ黒なヘリで、夜間作戦のスペシャリストだ。

F-15パイロット奪還!C-130を自爆破壊した“戦史級救出作戦”の全貌

 今回はブラック・ホークではなく、リトル・バードを使ったようだ。小型のヘリで、cm単位で建物の近くでホバリングできるなど、精密な操作ができるヘリだ。特殊作戦向きで、岩山に近づいて、救出したのかもしれない。

F-15パイロット奪還!C-130を自爆破壊した“戦史級救出作戦”の全貌

 そして陸軍のナイトストーカーズは、海軍の特殊部隊シールチームシックスを運び、空軍の兵装士官を助けに行った。空軍は輸送機を2機出し、200名の隊員と機材を運んだ。何とイスファハーンの荒野に着陸したのだ。

F-15パイロット奪還!C-130を自爆破壊した“戦史級救出作戦”の全貌

 C-130輸送機は、着陸時にぬかるみに嵌り込み、2機とも離陸不能となった。前進基地を構築しようとしたら、いきなり重大トラブルで、帰れなくなるという有様だ。だが現地司令官は、追加で3機C-130輸送機を注文した。
 
 一方岩山の陰に隠れた兵装士官も、通信装置を持っていたが、迂闊に電波は出せないと判断し、一切使わなかった。他方CIAは、何らの手段で後席を発見し、岩山を包囲するイラン人に向けて、欺瞞情報を流した。
 
 曰く、アメリカ兵は無事救助された。これで賞金目当ての地元住民から離脱が始まり、重包が崩れた。そこにネービーシールが、ナイトストーカーズで隠れている後席の場所まで行き、無事に救助した。
 
 だが問題は帰り道で、リトル・バードは被弾し、前進基地で破棄するしかなかった。ぬかるみに嵌った2機のC-130輸送機もだ。そこで現地司令官は機体の爆破を指示、迎えに来た3機の追加の輸送機で部隊は帰還した。

F-15パイロット奪還!C-130を自爆破壊した“戦史級救出作戦”の全貌

 リトル・バード2機とC-130輸送機を2機喪失したらしい。それが冒頭のサムネだ。確かに動画で見ると、リトル・バードぽい残骸はある。だがこの極めて政治的な軍事作戦は成功した。トランプ政権は息を吹き返した。

ABC World News Tonight with David Muir Full Broadcast - April 5, 2026

 またこんな事を言っている。今回は運が良かった。もし作戦が失敗したら、最悪イランから人質として使われて、アメリカ国内が動揺するところだった。その場合、トランプ政権は不利になり、早期撤退もありえた。
 
 トランプはまだツキがある。
 
 ただマーケットがヤバくなってきたので、そろそろ制限時間いっぱいだ。残る問題はイランの核開発能力だ。これを除去できれば、この戦いの勝利条件は満たせるだろう。どうやってイランの核を止めるか?
 
 今回の作戦は200名規模だったが、次は2,000名規模で、82空挺団をイランのど真ん中に降ろす作戦はありかもしれない。イエロー・ケーキを奪うのだ。帰りは輸送機を潰す覚悟で、またイランの荒野に降りてもらう。
 
 不可能ではなさそうだ。今回の件はモデルケースになる。最悪、クセノフォンの『アナバシス』じゃないけど、敵中突破6,000kmだ。(その昔ギリシャの傭兵団がペルシャ(現イラン)に取り残されたけど、無事脱出した話)
 
 空挺団に、歩いて帰って来いと言うのは無茶な話だが、輸送機を何機かダメにしていいなら、行って帰って来る事はできるだろう。やるかもしれない。というか似た事を考えていたから、今回の作戦があったのだろう。
 
 それにしても、イランは明確に悪だ。核、石油、ミサイル、ドローンで、世界を脅している。アメリカが攻撃したからこうなったんじゃない。ほっとけば、イランは確実に近隣諸国に仕掛けていた。だから今の被害がある。
 
 ロシア・ウクライナ戦争でも、イラン製のドローン・シャヘドは、ずっと問題になっていた。イランは世界中に武器をばらまき、人々を傷つけている。こんな迷惑な国はない。早く現体制は終わらせるべきだ。
 
 アラブ首長国連邦、バーレーン、クウェート、サウジアラビアは、真水製造施設をイランのドローンで破壊されて、大変怒っている。砂漠地帯で水泥棒は極刑ものだ。近隣諸国はイランに対して、反撃に出る可能性がある。
 
 イスラエルはこの隙に火事場泥棒的に戦線を広げて、あちこちで勝利を収めている。アメリカはデコイだ。イスラエル軍はやりたい放題だ。誰か止めないか?イランはミサイルでイスラエルの都市を攻撃しているが。
 
 クセノフォンの『アナバシス』はまさかとしても、トランプが82を切って勝負に出る可能性はある。ただイエロー・ケーキを奪っても、それは成果物であって、核製造能力除去ではない。そこら辺はどうするのか?
 
 この記事は以下のYouTubeチャンネルを見て作成した。
 視聴時間は90分程度だ。

 LCI
 TV5MONDE
 NBC Nightly News Full Episode
 ABC World News Tonight with David Muir
 ミリタリーチャンネル「ミリレポ」

 ではいつもの時間だ。

モスク内を哨戒するエキゾチックロングヘア、ブラウン

 以上
 
 

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