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ムハンマドの切羽詰まった現状

※この記事は全編無料でお読みいただけますが、文末にワンクリックでガザの仲間たちへの寄付をお送りいただける有料ボタンを設けております。


ムハンマドについて

【名前/年齢】ムハンマド(23歳)
【出身】ガザ
【侵攻前の職業】メンズ服店の店員
【現在地】ガザ中部のテント
【家族構成】ムハンマド、妻、3人の子ども達、病気のご両親、お姉さん、白猫のCoco、犬のタイソン

ムハンマドがどんな人なのか、あくまで私のフィルターを通してですが、2024年の9月に書いたこちらの記事からさらに知っていただけたら嬉しいです。

前回記事を書いてから早くも1年と9ヶ月経った今でも交流は続いていて、以前と同じく破れたテントで3人のこどもたちと妻と病気のご両親、お姉さん、そして保護した家族同然の動物たちの世話を、若干23歳のムハンマドが一手に引き受けています。

週に一度、当ブログやPayPayなどを通しての皆様からのご寄付によって、私からもムハンマドへ毎週50ドルほどを送り続けることができているのですが(本当にありがとうございます)、その際にするやり取り〜「皆さんからの寄付を送りました。調子はどうですか?」「ありがとう。心から感謝してる。状況は最悪だ。」等〜はとても短くて、それが※ムハンマドらしく、同時に彼の過酷な日々を感じさせられます。
(※この「らしさ」は私が得る情報の中で勝手に感じているもので一面でしかないこと、ジェノサイドが始まる以前は違ったかもしれないことをご理解ください)

昨夜(2026年6月9日)、現状をより詳しく知るためにいつもよりも少しだけ長く話を聞かせてもらいました。
あまりの状況の悪さから、写真を送ってとは言えなかったのですが、この回答から、ムハンマドやその他の無数のガザの人々が置かれた状況を想像していただけたらと思います。

テントでの避難生活について

姉さん、テントでは全然眠れない。自分も子ども達も虫刺されで体中やられてて、ハエもわんさかいる。 水は遠くまで汲みに行かなきゃならない。
キャンプは灼熱だ。占領軍はまだ無差別に撃ってくる。2日前、隣人がテントの中にいる時に肩を撃たれたよ。 薪を買って火を起こしてご飯を炊いてる。ガスは高くて手に入らない。

動物たちについて

動物たちに至っては……ああ、神様。仔猫たちは腹を空かせて死んだよ。
ミルクも食べ物も用意してやれなかった。ココもタイソンも、いつでも飢えてるよ。

食料について

食べ物の値段はピーク時ほどは高くないけれど、姉さん、一週間分を買う金がないんだ。週に200ドルかかるんだ。 今こうして話しながら、昨日から何も食べてられてない。食料が尽きたんだ…。

何か伝えたいことはありますか?

世界に忘れないでほしい。俺たちはまだここで苦しんでる。爆撃は止まない。俺たちも人間なんだ。ガザの人間にも、平和に生きる権利がある。


以上がムハンマドから届いたばかりの近況です。
前回のインタビュー記事以降、あらゆる困難を乗り越えて今に至ること、もっと深く書きたいことや伝えたいことはたくさんあるのですが、今まさに空腹で命が脅かされていることを考え、短くとも届いたメッセージをそのまま載せることにしました。また随時お伝えできたらと思います。


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(6組の皆さんについては当ブログの過去の記事をご覧ください)

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