経営者の妻になるということ
マッチングアプリを開くと、
「経営者」というプロフィールを目にすることがありますよね。
年収も、会社員に比べて、
高めに書かれていることが多い。
それを見て、「経営者の妻」に、
どこか憧れのようなイメージを持ったことはありませんか?
私は今、経営者の夫と結婚し、
専業主婦として子育てをしています。
だからこそ、今日はそのリアルな中身を、
正直にお話ししようと思います。
※最初にお伝えしておきたいこと
・これは、すべての経営者の方に当てはまる話では
ありません。
・「経営者の妻を目指しましょう」という記事でも
ありません。
・経営者がおすすめ、会社員がおすすめ、
という話ではありません。
・ただ、経営者の妻になると
どんなことが起きるのか。
・マッチングアプリにたくさんいる「経営者」とは、
実際どんな人なのか。
ひとつの例として、読んでもらえたらと思います。
「経営者の妻」という響きに、憧れたことはありませんか?
「経営者の妻」と聞くと、
聞こえはいいかもしれません。
自由なお金、余裕のある暮らし、
頼れるパートナー。
そんなイメージを持つ方も多いと思います。
アプリのプロフィールに書かれている年収も、
経営者の方が会社員の方より高い傾向にあります。
「経営者=お金がある人」というイメージは、
そうやって自然とできあがっていくのかもしれません。
でも、実際に経営者と結婚してみて、
そのイメージと現実には、
大きな差があると感じています。
では具体的にそのイメージの差とはなんなのか。
次の章でお話ししていきます。
憧れだけでは見えない、経営者という生き方の裏側
まず、年収について。
ひとえに「経営者」と言っても、
会社の規模によって年収は本当にバラバラです。
年収が高い人は、
それだけ支出も多いことがあります。
法人化しておらず、個人事業主である場合は、
個人年金や国民保険に加入しているため、
保険料が高い場合もあります。
「経営者」という肩書きだけで、
単純にお金があるとは限らないのです。
そしてマッチングアプリの種類にもよりますが、
職業や年収の欄は自由に記載できるものもあります。
プロフィールの全てを鵜呑みにしないのが
大切な防衛策になるでしょう。
また、経営者は接待が多いのも特徴です。
時には女性のいる場での集まりもあります。
深夜や明け方に帰ってくることもあります。
もし、あなたが仕事だとしてもそういうことに
抵抗があるとしたら。
お付き合いしても、自分が我慢するか、
喧嘩になることが増えるかもしれません。
そして、時間の使い方。
経営者は、すべての判断が自分にあります。
だから、仕事モードの時間がとにかく長い。
時には、戦闘モードとしか言えないような空気を
纏っていることもあります。
自分の判断ひとつで会社が動く。
その責任の重さは、自分が個人事業主でもない限り、
なかなか理解しきれないものだと思います。
私自身は、もともとは市役所職員でした。
安定を求める私と、
自分の決断で物事を進めていく彼。
正反対の性格です。
今でも、夫の仕事に対する気持ちのすべてを
理解できているとは言えません。
専業主婦になれば楽になるというのも、
私にとっては幻想でした。
「毎週末、育児を手伝ってくれる」
「家事がしんどい時は代わってくれる」
そんな夢のような話ばかりではありません。
もちろん、そのように家族のために上手く時間を作ってくれる経営者の方もいるでしょう。
しかし我が家で絵は、
実際はワンオペになることも多いですし、
家事はもちろん全て私の役目です。
「専業主婦だから当然」と思われるかもしれません。
でも、頼れる人が身近にいないと、
自分が体調を崩した時など、
しんどくなる瞬間はあります。
それでも得られるものも、確かにあります
もちろん、いいこともあります。
自由に使えるお金は、
会社員家庭に比べると多い方だと思います。
子どもにかけてあげられるお金も、
進路の選択肢が広がる部分も確かにあります。
好きな時に旅行を計画し、
リフレッシュすることもできます。
スーパーでの買い物も、外食も、
そこまで値段を気にしなくてもよくなりました。
市役所職員時代の私からは、
全く想像できない生活です。
これは、憧れられる理由として、
間違ってはいないと思います。
ただし、この暮らしがずっと続く保証はありません
ただ、これが長く続くとは限りません。
会社がうまくいかなくなれば、
年収は一気に下がることもあります。
経営者には年収の天井がない分、
安心できる床もないのです。
稼げなかったら、給料は0になります。
その点、会社員の方には会社という後ろ盾があります。
病気や怪我をしても、保障がある。
経営者になると、その後ろ盾はなくなります。
会社に守られている安心感は、
自営業者にはありません。
それに妻となる自分自身が耐えていく忍耐力と覚悟も、結婚生活には必要になってきます。
婚活では、職種だけで相手を選ばないでほしい
経営者にも、会社員にも、
それぞれメリットとデメリットがあります。
稼いでいるから豊かというわけでもない。
安定しているから安心というわけでもない。
だからこそ、「経営者だから」「年収が高いから」
という理由だけで相手を選ぶのはもったいないと、
私は思っています。
大事なのは、肩書きの向こう側にある、
その人自身の生き方や価値観を見ること。
もしあなたが今、マッチングアプリで
「経営者」という肩書きに
惹かれている相手がいるなら。
その人の肩書きがなくなった時、
肩書きが変わった時。
そのままその人と一緒に過ごせますか?
相手が職を失ったとき、
自分が働く用意と覚悟はできていますか?
肩書きの奥にある暮らしぶりまで、
想像してみてもらえたらと思います。
取り留めのない話となりましたが、
最後まで読んでくれて、ありがとうございました。
