LIFEは活きたデータなのか
毎月10日までに、LIFEへデータを提出する。
月末、もしくは月末近くに利用開始した方の情報を、
10日頃までに入力する。
提出が終わると、
3日から5日ほどでフィードバックが届く。
それをダウンロードする。
個人のフィードバック。
施設のフィードバック。
全国平均との比較。
そしてまた、
月末までに次の入力。
これを、毎月繰り返す。
ルーチンといえば、ルーチンだ。
このデータは、
はたしてケアプランにどれだけ反映されているのだろう。
ふと、疑問が湧く。
もちろん、
カンファレンスで話し合うように、との通知はある。
話し合ってはいる。
でも、
本当に活きた議論になっているのか。
いつの間にか、
「提出すること」が目的になっていないか。
LIFEは本来、
科学的に介護を分析し、
よりよいケアにつなげるための仕組みだったはずだ。
気づけば、
毎月の業務のひとつとして、
淡々とこなす作業になっている。
施設フィードバックの整理は、
AIにも手伝ってもらっている。
正直、
プロンプトを考えるほうが大変だった。
これで運営指導が通るのかは、
正直わからない。
でも、
やらないよりはまし。
そう思いながら、
今日もデータを整える。
そして、制度はまた変わった。
LIFEは厚労省から国保連へと移行し、
データは一からやり直しとなった。
2年前に「新LIFE」として整備されたはずの仕組みが、
わずか数年で手放される。
その意味を、現場はどう受け取ればいいのだろう。
生産性向上が求められる中で、
このやり直しは前進なのか。
それとも、逆行なのか。
さらに、
これまで厚労省管轄だったからこそ可能だった加算の見直しが、
国保連のもとで同じように機能するのかも見えない。
制度は動く。
だが、
現場はそのたびに振り回される。
制度と現場のあいだで、
またひとつ問いが増える。
LIFEは、
本当に“活きたデータ”になっているのだろうか。
介護の世界に正解はない。
それらしい答えを探す日々が、続いている。
