The good, the bad and the ugly.
オープン戦とは言え、今年から日本海リーグに準加盟した滋賀ハイジャンプスとの初顔合わせ、今シーズンを占う上で是が非でも勝たなくてはいけない一戦。
最高気温26℃、季節外れの夏日の中、サングラスで日差しを遮りながら小矢部野球で打球を追う。

先日17日に行われた対IMFバンデッツ戦同様、下位打線のメンバーを入れ替え、スタメンマスクは故障から復活した關口赤彗星捕手。
先発はシャピロ・マシュー一郎投手、小矢部球場はスピードガン表示が無いためMAXスピードは不明だが、フォーシームとスプリットで先頭打者を三振に獲る。
ツーアウトまで進んだものの、四球で3番大橋選手を出し、迎えるは選手兼監督の4番日下部選手。
打った瞬間HRと分かる鋭いライナーで右翼スタンドに飛び込むツーランを被弾。
それで目が覚めたのか、以降は丁寧なピッチングで5回奪三振4失点4の結果。

バッテリーを組む關口捕手も、セカンドへの矢の様なスローで二度盗塁を防ぐアシスト。まだ捕球でポロリとボールを落とすシーンはあるものの、昨シーズン石川ミリオンスターズの選手に走られ捲れた機会は激減するに違いない。

続く西尾投手は2回を投げ奪三振3の素晴らしい内容、瀧川投手、道崎投手もきっちり1回づつを0点に抑える仕事人ぶり。
これで今季新加入の投手で計算出来る中継ぎに名乗りを挙げたのは、筆者の見立てでは西尾投手含め三人。
小林路春、伊吹聖矢投手と今年の投手陣はかなり充実し、先発投手が大量失点をしなければ勝利の方程式が組み上がる筈。
打線では三好選手がライトスタンドに飛び込む同点HR、さらに4回には逆転のライト前タイムリーを放ち、4番から3番に打順を変えられた悔しさをきっちりと晴らす。

今日の試合、特筆すべきは走塁面。
3回セカンドエラーで出塁した境選手の盗塁を皮切りに、關口選手と金子選手のダブルスチールや走塁などで一挙3点を上げる。
選手一人一人が次の塁を狙う意識を格段に向上させており、今年は塁上のランナーからも目を離せない試合が続きそう。

良い面があれば悪い面があるのがゲームで、4回表滋賀ハイジャンプス3番大橋選手、4番日下部選手に連続し、サード前のセーフティーバントを決められる。
結局続く5番小田選手にセンター前タイムリー、6番青松選手にライト犠牲フライを打たれ2失点に繋がる。
4番打者がセーフティーバントをするのを初めて見たが、余程の自信が無い限り試みないプレーであり、頂門一針、三好選手の守備位置を完全に見透かされている。
開幕戦まであと二週間、この課題はきちんと克服、精密度を上げて欲しい。
これでオープン戦、練習試合は明後日の対IMFバンデッツ戦を残すのみ。
公式戦に向けて最高最後のアピールを。

(写真は全て筆者撮影)
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