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セガ「SG-1000II」を推してた時の話

はじめに~時代背景~ 


当時、80年半ばに差し掛かる頃、家庭用ゲーム機が世に出てきて各メーカー間の競争が目立ち始めた時期でした。エポック社のスーパーカセットビジョンとかもあったのですが、特に任天堂VSセガという勢力図を子供ながら感じていました。

ファミコンが僕の家に来たのが1983年のクリスマスです。


ベースボール、ドンキーコングにポパイと、家庭用でここまで出来るのかとおもったものです。



セガ「SG-1000II」の出会い


祖父はガンプラを買うのを一緒に並んでくれたり、百貨店の屋上のゲームコーナーや、おもちゃ売り場に連れて行ってくれたりと、とても優しかったです。喫茶店も連れていってもらってました。よくチョコパを御馳走してくれました。

昔の百貨店の玩具コーナーはブラウン管のTVがずらっと並んでいて、そこに各メーカのゲームのデモ画面が展開されていたんです。そこでセガのゲームのデモが流れてたんです。家のTVからはセガのCMも流れていました。何故かそれが凄く魅力的に見えて(隣の芝は青い)、とにかく欲しい!想像は膨らむばかりです。ただ、去年ファミコンを買ってもらったのに、どう親を説得するか?はたして許してもらえるのかわかりません。



そこで考えたのは次のクリスマスまで根気よく待つ事と、父親に「セガにもゴルフがあるよ」という事をアピールする作戦にでました。それに合わせて勉強を頑張る宣言です。

無事、1984年のクリスマスにセガ『SG-1000II』を手に入れる事ができ、父は即効でセガの『チャンピオンゴルフ』を買っていました。筋書き通りです。祖父のバックアップもありソフトも数本買ってもらいました。(おじいちゃんありがとう) 父は同じ会社の人の家にまで『SG-1000II』を持って行って、『チャンピオンゴルフ』をその同僚としようとしてました…(おい!)

最初の方に買ったのは、憶えている範囲で、『ボーダーライン』『YAMATO』『エクセリオン』『モナコGP』だと記憶してます。百貨店の屋上でアーケードの『モナコGP』をプレイするのが好きだったので、うれしかったです。しばらくしてファミコンの方が性能が良いとは感じていたものの、この時はセガを推してました。(セ~ガ~~!)


セガ「SG-1000II」のお気に入りソフト


本体を手にいれてから、その後、何本かソフトも追加で購入してます。その中で特にお気に入りだったゲームを紹介します。


フリッキー

青い親鳥が散らばった子供を拾っていき家へ連れてかえるゲームです。慣性の動きが癖になるんです。SG1000の中で一番好きです。スイッチでメガドラ版をプレイしましたが。これはやっぱり『SG版』ですね!


ガールズガーデン

女の子が摘んだお花をボーイフレンドの家に持っていくゲームです。時間内に持って行かなければ他の女の子のところへ行ってしまうという、かわいい画面とは裏腹に「えげつない」内容のゲームですが、面白かったです。


スターフォース

傑作シューティングゲームで、あの当時『ゼビウス』と双璧をなす存在でした。はじめてプレイしたのはアーケードです。空中も地上も同じ弾で破壊できるので爽快感がありました。ファミコン版より『SG版』の方が好きです。


任天堂「ファミコン」への素直な気持ち


幼馴染のM君は、僕がセガ推しになっている間も、ファミコンのソフトを買い続けてました。その慧眼は本当に凄いものがありました。『バルーンファイト』『デビルワールド』『ワイルドガンマン』『エキサイトバイク』…その中にナムコの『ゼビウス』と『マッピー』もありました。この2つは品切れが続いてたのですが、ようやく手に入れたという事でM君も喜んでいました。

ゲームセレクトのセンスの塊のようなM君の家で『ゼビウス』と『マッピー』をプレイしたとき、「これはすごい、おもしろすぎだ」と…。「これはファミコンに負けたかも!?」と思いました。しかし心のどこかで負けを認めたくない自分もいたのでした。「大丈夫まだセガはいける!」

そして、その日はやってくるのです。
当時、塾に通っていました。そこで同学年(学校は違う)のK君に、任天堂から発売された『スーパーマリオブラザーズ』を借りるのです。そのあまりの異次元の面白さに、負けを認めざるをえなかったのです。「なにこの面白さ!時代はファミコン!」そう思ってしまうほどのクオリティでした。

スーパーマリオブラザーズ


そして翌年の2月にディスクシステムの『ゼルダの伝説』を購入し、これもまたとてつもない衝撃を受けました。それ以来、完全にファミコン(任天堂)に傾倒していき、『SG-1000II』を起動することはなくなりました。


さいごに


実質、セガ『SG-1000II』で遊んでた期間は約1年と2ヶ月でした。もっと長いと思っていましたが、結構短いですね。あの頃は1日が長く感じていたからかもしれません。フリッキーやガールズガーデンは名作です。幼馴染のM君も面白いと言って一緒にプレイしたのを憶えています。


ひと夏のような短い期間でしたが『SG-1000II』もまた人生に彩りを与えてくれました。いい思い出をありがとう。SEGA!



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