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【強迫性障害】の症状について解説します

こんにちは、みもです。

今回は強迫性障害(強迫症)で見られる症状についてのお話をしていきたいと思います。


強迫性障害と聞くと、

手をずっと洗い続けている、
何度もドアの鍵を確認する、

そんな病気というイメージを持っている方も多いと思います。


強迫性障害は精神疾患の一種で、

不快な思い込みやイメージ(強迫観念)が頭から離れなくなり、
そのイメージを打ち消すために行う行為(強迫行為)がやめられなくなる

というものです。


(動画でご覧になりたい方はこちら)


強迫性障害の代表的な症状4選

①不潔恐怖

不潔恐怖は、汚れや細菌、ウイルスなどを過剰に恐れるものです。

電車のつり革やドアノブなど、不特定多数の人が触ったものは不潔だという考えがあり、素手で触ることができません。

触ってしまうと自分が汚染された!と感じ、手洗いや消毒を繰り返します。

しかし何度洗っても汚れが落ちている実感がなく、血が出るまで手を洗ったり、入浴や洗濯を1日に何度も行ったりします。

またトイレを何時間もかけて掃除し、家族に「まだ汚れてるから入っちゃだめ!」と家族にトイレを使わせなかったり、

家族にアルコール消毒を徹底させたりするなど、周りの人を困惑させてしまう傾向があります。



②確認行為

確認行為は、玄関の鍵を閉めたか、電気は消したか、ガスの元栓は閉めたか、ということを何度も確認しないと気がすまない、という症状です。

「心配性な人と何が違うの?」と感じる方も多いかもしれません。

心配性な人と大きな違いは

「鍵をかけられない妄想」が出ている、ということです。

どう見ても自分は今鍵をかけている
なのに頭で鍵をかけた、ということが理解できないといった感覚になります。

何度鍵をかけても鍵を閉めた感覚がなく、何時間も鍵を閉めたり開けたりを続けます。

また心配性な人であれば、
会社に行く途中で「家の鍵閉めたっけ?」と思った時、

まだ時間に間に合う、ということがわかったうえで、鍵を確認しに行くと思います。

しかし強迫性障害による確認行為では「これ以上確認してたら遅刻してしまう!」とは思いつつ鍵の確認をやめることができず、遅刻しまいます。

このように妄想が出てしまっていることや、日常生活に支障をきたしていることが、心配性な人との大きな違いになります。



③儀式行為

儀式行為とは、何か行動をする時は必ず儀式を行わなくてはならない、それをしなかったら悪いことが起きる、と強く思い込んでいる症状です。

たとえば、家から近くのコンビニに行くには必ずこの道を通っていかなければならないといった思い込みがあり、

この規則を破ったり、違う道を歩いたりすると事故にあったり災難にあう、と考えます。

いつも通っている道が工事中になっているとパニックになってしまい、工事の中を無理やり抜けようとしてしまうほど、その儀式にこだわります。


儀式行為には他にも、

電柱の数を数えながら歩かなければいけない
靴は右から履かなくてはいけない
家から出る時は呪文をつぶやかなくてはいけない

といったものなどがあります。



④加害恐怖

加害恐怖は、突然「自分は人に危害を与えたのではないか」と不安になる症状です。

車を運転している時に突然「今人を轢いてしまった気がする…」と感じたり、

電車に静かに乗っていたのに、「今自分は痴漢をしてしまったのではないか…?」と感じ、不安でたまらなくなります。

その不安から周りの人に自分の行動を聞いたり、警察に問い合わせたりして不審がられることも多々あります。


私の友人にも、この加害恐怖を持っている人がいます。

私はたいてい徒歩で外出しているんですが、ある時その友人が青い顔をして路肩に車を止めていました。

「どうしたの?」と声をかけたら「さっき人を轢いちゃった気がして…」と言っていて。

「私この道ずっと歩いてきたけど事故起こってなかったよ、大丈夫だよ!」と伝えましたが、

それでもなかなか信じられない、という感じで、落ち着くまでしばらく時間がかかっていました。


加害恐怖を持っている人の中には、「自分は本当は人に危害を加えたいという願望があるから、こんな妄想をするのではないか」ということで悩む人もいます。

しかし加害恐怖になる人は、むしろ「人を傷つけたくない」という気持ちが強い、優しい人が多いといわれています。

私の友人もとても優しい人です。




ここまで、強迫性障害の代表的な4つの症状を紹介しました。

この他にも多くの強迫性障害の症状がありますので、簡単に解説していきます。

強迫性障害のその他の症状

物の配置へのこだわり

物の並び順や配置にこだわり、テーブルの上にあるリモコンは絶対にこの位置にないといけない、ちょっとでもズレたら不快で仕方がない、もしくは悪いことが起きるかもしれない、と考えます。


左右対称

何事も左右対称にしないと気持ち悪い、もしくは左右対称にしないと悪いことが起きるのではないか、という考えを持ちます。

右手にコップを持ったら左手にもコップをもたなくてはいけない、
右手をぶつけたら左手もぶつけなくてはいけない
、といった行動をします。


数字へのこだわり

4や6など不吉な数字を恐れていて、4がつく日に外出すると不幸になると考えていたり、順番待ちで4番目になるとパニックになってしまったりします。


ため込み

物を捨てると大切なものまで捨ててしまうのではないかと不安になり、ゴミを捨てることができないというもので、ゴミ屋敷になる一因とされています。


懺悔強迫

みなさんは【侵入思考】というものをご存じでしょうか。


たとえば、買い物中に

「今万引きしたらどうなるかな…」

と考えたり、

静まり返っている場所で

「今下品なことを大声で叫んでみたらどうなるかな…」

と考えるなど、

やってはいけないことをふとやってみたくなる衝動に駆られたり、考えが浮かぶことです。

この侵入思考が頭に浮かぶと「自分おかしくなっちゃったのかな…」と思うかもしれませんが、実はこれはどんな人にでも起こります


しかしこの侵入思考が起こった時に、悪いことを考えたバチが当たることを恐れ、

周りの人に「こんなことを考えてしまった」と懺悔し、「あなたはそんなことをしないよ」と言ってもらって安心する

という行為をくり返すことがあります。

この行為は『懺悔強迫』と呼ばれます。




どの強迫性障害の症状も、非常に生きづらさや生活のしづらさを感じるものです。

また、ここまで紹介した症状に当てはまるものがなくても、

『何度も頭に浮かぶ考えや、何度も繰り返さないと気が済まない行動がある』

『それをやめたい、と思っているのにやめられずに日常生活に支障をきたしている』

これに当てはまれば、強迫性障害の可能性が高いとされいます。


強迫性障害の治療方法


強迫性障害の改善には、薬物治療認知行動療法が効果的とされています。

認知行動療法は、物事の捉え方に働きかけて、ストレスを軽減させる心理療法です。

その1つである暴露療法は、強迫性障害の改善に特に効果が高いとされています。

不潔恐怖が強い方の治療の例として、ドアノブを触ってもらい、そのあとに数秒間手を洗うことを我慢する、という訓練をします。

我慢することに慣れてきたら、触ってから手を洗うまでの時間を数分、数十分、1時間…と少しずつ長くしていき、強迫観念を弱くしていく。

このような方法が暴露療法になります。


認知行動療法も薬物療法も、医療機関で受けることができます。

何度も湧き上がる不快な考えに悩まされている方は、精神科や心療内科、メンタルクリニックに受診することを推奨します。



それでは今回は、強迫性障害の症状について解説しました。この記事がお役に立てれば、嬉しく思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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みも@ADHD×HSP 社会不適合の私が自分の強みを生かしながら、自分の力でお金を稼げるようになるために挑戦し続けています。チップで応援していただけると励みになります!