二次創作アカウントで政治を語るとどうなるか、の答え合わせ

この度、私の書いたnoteが、日々二次創作アカウントで己の政治思想を開示してやまない人々の界隈にも届くこととなった。

ここで改めて私がなぜ「二次創作アカウントで政治の話をしないのか」という理由について、答え合わせを始めたい。

結論から言うと、これに関して私がいつも通り長々と文章で説明する……よりも、現在進行形で繰り広げられている「彼らのX上での私のnoteへの反応」を見ていただくのが一番早い。
彼らのその反応をもって、完璧な答えとさせていただきたい。

もし仮に、私がこのnoteの内容を絵柄もジャンルも愛する推しカプもすべて丸出しの状態でXの二次創作アカウントから発信していたらどうなっていたか。

まず彼らからこのnote群にジャブ代わりに食らったのは「馬鹿女」とのありがたいお言葉である。
そして続けざまに別方向からの「キモオタ」「謝れ」と一斉に罵詈雑言の石を投げてくる畳みかけ。そんな彼らが、私のアカウントと、私が属する平和な界隈をどうしていたか。

少し想像しただけでも背筋が凍る。
彼らは間違いなく私の推しを人質に取り、解釈を歪めて非難し、界隈全体を正義の怒りの炎で焼き尽くしていただろう。原作に関わる検索サジェストは汚染され、周囲には多大な迷惑をかけていた。
彼ら自身の現在の怒り狂いぶりこそが「二次創作アカウントに政治を持ち込んではいけない」という私の主張の論拠をこれ以上ないほど示してくれているのだ。

さらに彼らの一部に関しては「こいつは雇われた業者だ」「本物のオタクではない」という言説を持ち出し、まるでこの世の隠された真実を掘り当てたトレジャーハンターのごとく、意気揚々とその大発見を掲げていた。

しかし、なるほど。
業者判定は彼らが対立する相手に使う定型句であるため「違うよ」とのみ答えるが、「本物のオタクではない」というご指摘に関しては、誠に遺憾ながら甘んじて受け入れるほかないかもしれない。
確かに私は今のところメインカプの錬成にかまけるあまり、裏でひっそりと温めている、鍛え上げられた肉体を持つ狙撃兵の乳首を旅の仲間達がスナイプするという仁義なきドスケベシューティングセックスを、いまだ一冊の本にもできていない未熟者だからだ。
一切SNSに出していない私のこのドスケベに対する怠慢という極秘情報を、彼らが一体どの情報網から手に入れたのかは全くの謎だが……痛いところを突かれてしまった。これには黙って奥歯を噛み、彼らを悔しげに見つめるほかない。

そして、もう一つどうしても解せないことがある。

彼らは常日頃から、政治は生活と地続きで一部なのだから、オタクももっと政治の話を語れ!と声高に叫んでいたはずだ。
だから私は原作や界隈に迷惑をかけないようnoteという政治を語る場所を作り、そこでオタクと政治の関わり方というテーマなどについて語ってみたわけだ。
つまり、私は彼らが望んだ通りに政治に関心を持ち、意見を発信するオタクとしての振る舞いを見せたのである。

それなのに、彼らは私を褒めてはくれない。

「よくぞオタクの立場で政治や社会のルールの話をしてくれた! 意見は違うが、その姿勢は素晴らしい!」と熱く肩を組んでくれるどころか、罵倒の限りを尽くしてくる。

結局のところ、彼らが求めているのは政治を語るオタクなどではなかったのだ。

彼らが心から欲しているのは、自分たちの政治思想を全肯定し、一緒に拡声器を持って現政権に石を投げてくれるイエスマンだけだったという、あまりにも身も蓋もないオチである。ひどすぎるだろ。これが昔のアニメであれば、トホホ〜と泣いている私がアイリスアウトしてエンディングにつながったに違いない。

今日も今日とて彼らは推しの仮面を被ったまま、罵倒のラッシュを繰り出している。
そんな彼らの姿を見れば見るほど、やはりこの完全に切り離されたnoteという安全地帯でぼやいておいて良かったと、心の底から胸を撫で下ろしている。

彼らがほうぼうに向かってパンチを放ち続けている間、私は今日も推したちにドスケベハプニングを放ち続ける。
彼らが巨悪とやらを打ち倒すのが先か、私が狙撃兵のドスケベブックを脱稿するのが先か。
勝負の行方は神のみぞ知るが、とりあえず私は今日も液タブの電源を入れるのである。

いいなと思ったら応援しよう!