①「私なんて」と思っていた私が気づいた|私のOSは、母が作った
プロローグ:こんなの続くはずない
優しくされた時のザワザワ感
誰かに優しくされると、
心がザワザワした。
嬉しいはずなのに。
「こんなの続くはずない」
そう思っていた。
なぜとかではなく、確信があった。
その確信がどこから来ていたのか、
気づくまでにずいぶんかかった。
第1章:目を背けたくなるような文字たち
母が「全て」だった頃
いつも怒ってた母は、
私の"人格を否定する"
そんなようなことをよく言っていた。
「お前はダメだ」「こんな子に育てた覚えはない」
「何もできない」「ダメな子」
目を背けたくなるような"文字"たち。
人格形成の真っ只中。
まだ何者にもなっていなかった私は、
母の言葉通りの"ダメな子"
という言霊を抱えて育ってしまった。
自分の価値を、
ずいぶん低く見積もってしまう、
ダメな自分はこの頃に、生成された。
第2章:バグっていた
その前提がパートナーシップに現れた。
母の言葉、自己肯定感の低さという形で、
日常生活を脅かすようになってきた。
思春期になる頃には、
私ってイケテナイカラサ。
自虐的にそんなことを口にしたりしてた。
そして、顕著に現れたのは、初めての彼氏。
彼はいわゆる束縛の強い、危うい人だった。
連絡が少しでも遅れると、機嫌が悪くなり、
怒り出した。
でも私は、
彼の優しさだけをインストールし、
怒った彼を削除した。
それも愛情の一つと思っていた。
束縛イコール強い愛。
私は愛されている、自由はないけど
思われている。こんな人他にいない。
私のOSは完全にバグっていた。
第3章:能天気な前向きハッピー女だと思ってたのに
束縛の彼とは何とかお別れできた。
でもその苦い経験は、この先活かされず、
何度も似たような恋愛経験を繰り返していた。
OSを修理するしか方法はなかったのだ。
だいぶ大人になってから理解できたが、
私は苦しいパートナーシップ問題を、
抱え続けることになった。
わたしのOSを作り上げたのは、
紛れもなく母だ。
これがことの発端だ。
"自分は大切にされるべき存在だ"
という前提が、修正されない限り、
私は"自分の価値"を低く見積もってしまう。
信じられなかった。
こんなにも自己理解が
できていなかったなんて。
私は能天気な、
前向きハッピー女だと思ってたのに。
嫌なことは人のせい、
自分は悪くないから省みる必要はない。
そんなことを思っていたのだろうか。
エピローグ:前提は塗り替えられる
この概念を学んだのはずっとずっとあとの話。
今私は、コンサルタントをしている。
まずはっきり言えるのは、
OSは塗り替えられる。
"前提"はきれいに塗り替えられるということ。
魔法でもスピリチュアルでもなんでもない。
構造の問題を理解し、自分の気持ちを分解していく。
OSは書き換えられる。
でも、1人ではやらなくていい。
▶︎この話の「起源の話」
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