秋葉原名物「おでん缶」と意外な再会。まさか〇〇にいるなんて!
「そういえば、あのおでん缶ってどこへ行ったんだろう?」
ふとそんなことを思い出しましたのは、休日の午後にふらりと立ち寄ったホームセンターの防災グッズ売り場でのことでした。
あの頃、秋葉原の街角の自販機で空前のブームを巻き起こしました「おでん缶」。 缶ジュースを買うみたいにお店や自販機で温かいおでんが買えるのが珍しく、秋葉原のサブカルチャーのアイコンみたいに面白がられていたあの缶詰です。時の流れとともにいつの間にか目にする機会も減り、すっかり過去の思い出だと思い込んでいました。
ところが、非常用持ち出し袋の買い替えのために覗いた防災コーナーの棚で、私はあの懐かしいパッケージと衝撃の再会を果たしたのです。
「こてんぐ おでん缶」。 無骨な缶の佇まいは当時のままでした。
「へぇ、まだあったんだ」
懐かしさ半分、珍しさ半分で手に取ってみまして、裏面の表示を読んだ瞬間、私の手はぴたりと止まりました
【再発見】製造から3年保存。温め不要でそのまま食べられる「究極の備蓄」
……ちょっと待って。 これって、もしかして最強の防災食なのではないのか?
乾パンやアルファ化米、レトルトパウチの非常食を買い揃えながら、どこかで「火も水もない避難生活で、パサパサした食べ物ばかりだったら胃が疲れそうだな……」と漠然と感じていたモヤモヤが、一瞬で吹き飛ぶような感覚でした。
気付けば私は、カゴの中に「牛すじ大根入り」のおでん缶をいくつか放り込んでレジへ向かっていました。
【実食】缶切りも、お箸もいりません。ひんやり冷たいまま食べた時の衝撃です
家に帰りまして、試食という名目のもと、さっそく1缶開けてみることにしました。 防災食としての実力を確かめるため、あえて温めず、冷蔵庫で冷やすこともせず、常温のまま「缶を開けてすぐ食べる」というリアルな状況を再現してみます。
缶切りはいりません。パッカンとフタを開けますと、甘く香ばしいお出汁の香りがふわりと鼻をくすぐりました。
ギッシリと詰まった具材の隙間から見えましたのは、三角こんにゃくです。 なんと、最初から竹串がプスリと刺さっているのです。
「あぁ、そうだった……! お箸がなくても食べられるんだった」
この配慮が、どれほど災害時にありがたいことでしょうか。 避難所や停電した部屋の中で、わざわざ割り箸を探し回る必要がありません。竹串をつまんでひょいと持ち上げれば、手を汚すこともなく口へ運べます。職人さんが手作業でぎっしり詰めているという具材は、缶詰だからといって一切の手抜きがありません。
汁が染み込んだ大根: 歯を立てますと、お出汁がジュワッと口いっぱいに広がります。
ホロホロの牛すじ肉: 常温の缶詰特有の「嫌な油脂の固まり」が一切なく、サッパリとした旨味だけが残ります。
ちくわ・さつまあげ・2種のこんにゃく: それぞれ食感が違って食べていて飽きません。
うずらの卵(2個): ちょっと得した気分になれる、お楽しみの存在です。
「うわ、普通にめちゃくちゃ美味しい……!」
温めていませんのに、お出汁に角がなく、出汁の旨味が体に染み渡っていきます。 災害時の緊張した心と胃袋を、この甘めのお出汁がどれほど優しく解きほぐしてくれるだろうかと想像しますと、ちょっと胸が熱くなるほどでした。
「懐かしのブーム」から「我が家のお守り」へ変わりました
あの日、秋葉原の自販機で面白がられていましたおでん缶は、単なる一過性の流行りモノなどではなく、日本の技術と優しさが詰まった「究極の常備食」へと成熟していました。
缶詰ですから頑丈で、リュックの中に放り込んでおいても潰れる心配がありません。 約3年も長持ちしますから、賞味期限が近づいたら「今夜はおうちで居酒屋気分!」と晩酌のおつまみにしまして、食べた分だけ新しく買い足すローリングストックにもピッタリです。
我が家では今、防災リュックの目立つ場所にこのおでん缶が鎮座しています。 もちろん使わないに越したことはありませんけれど、「いざという時、我が家にはあのおいしいおでん缶がある」というだけで、なんだか少し心が軽くなります。
日常の夜食やキャンプのお供にも、万が一の備えにもおすすめです。 もしホームセンターやネットで見かけましたら、ぜひ1缶、手に取ってみてくださいね。かつてのブームを知る人も、知らない人も、その完成度の高さにきっと驚くはずです!
気になる方はチェックしてみては↓
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