DMZ(非武装地帯)ツアーに参加してみて
ツアーの概要
私が参加したツアーはklookで予約した『非武装地帯ツアー(北朝鮮脱北者との交流)』。
金額は8,000円弱。
※別に私はklookのまわし者ではないことを先に書いておく。
内容は、臨津閣平和公園→京義線長丹駅の蒸気機関車→望拝壇→自由の橋→北朝鮮脱北者交流会&北朝鮮体験館→第3トンネル→都羅展望台であった。
今回は特に印象に残った「北朝鮮脱北者交流会」について書きたい。
北朝鮮脱北者交流会
まず脱北者(女性)の話を聞いて、その後に質問できる時間があった。
私が話を聞いた方は、ご主人、子供(11歳)の3人で脱北したとのこと。
金額はおよそ100万円で、専門のブローカーに払ったと言っていた。
ルートは、中国→ベトナム→カンボジア→韓国。
手段は、真夜中に車、船を使い移動したとのこと。
また、ベトナムからカンボジアに行くときには、海で溺れそうになったこともあったらしい。
脱北の理由は、食料難が原因。
金日成(初代)が指導者の時は、働くと米をもらえる配給制度があったらしいが、金正日(2代目)に指導者が変わると、その制度が崩壊。
北朝鮮での主な食べ物は、ジャガイモ、豆腐、ウサギを食べることもあったとのこと。
また牛は働かせるための動物で、牛を食べたら死刑。
北朝鮮には妹と親戚がおり、今でもたまにブローカーを通して話をしている。
※脱北者が一般人の場合は、親戚は「監視対象」になり、脱北者がエリートの場合は、「収容所送り」になるとのこと。
この話を聞いて、私が思ったことは3つある。
①人は生まれる国によって、幸せになれる可能性が
違うということ
②現代において、非人道的な国家が存在するという
現実
③誤りを正せない国連の存在意義
脱北者の話を聞いて、私は日本に生まれたことが、これほど幸運なことであったのかと改めて感じた。
人は誰しも幸せな人生を歩む権利がある。しかし、かたやその権利すら存在しない国に生まれた人はどうしたらいいのか?
世界には、毎日を惰性で生きる人がいる一方、1日を食べることすらままならない生活をしている人もいる。
ある本で、「どんな環境におかれても幸せは自分の中にある」という一節があったが、食べることすらままならない生活の中に幸せを見つけることはできるのだろうか?
自分がもし北朝鮮に生まれていたら?
そう考えると、「平和」がどれほど尊いものなのか、改めて考え込んでしまった。
現代において、非人道的な国家が存在するという現実。そして、誤りを正せない国連の存在意義。
しかしこれは、国連というより、私達1人1人が向き合わなければならない課題ではないだろうか。
「自分にできることは何だろう?」
そんなことを考えるツアーになった。
★ツアーの内容も動画にあるので、良かったら見て
みてください
